片方は加害者に、もう片方は被害者に。
巻き込む人も巻き込まれる人も、
心配性から始まっているんですね。
紙一重。
だから変だなと思ったとき、
相手のことばかりを追わず、自分に目を向けてあげてください。
客観視力を高めなくてはなりません。
分析力を高め、感情の統制力を高めるチャンス。
他人の支配ではなくて、
自分の行動を正統派でコントロールしていきましょう♪
心配から自分を責めるようになってしまうループに入り込むと、
まず用事が増えてますね。
やることがどんどん増えていきます。
ご本人の成育歴をお聞きすると、
その人に便乗している誰かが居ます。
親や年長者だったりすることって少なくないわ。(残念だけど)
たいてい全能感を見せつけてコントロールしています。
メンタルヘルスの現場にいると、
つくづく思うのです。
巻き込む人も、巻き込まれる人も、
家庭の中で要素を持ってくるってこと。
≪実践≫
便乗している人をまず見つける(誰だろう)
↓
その人の行動パターンを見つける
↓
相手の手口に乗らない
↓
対処法を変更する
↓
必要外の罪悪感を持ち出さない
↓
自分を責めて用事を増やすことをやめる
↓
やめた時間を有効に使う
↓
自分軸・自己価値・心理的自立が確立していく
こんな感じで依存カプセル化の脱出を考えていきましょう。
しつけの場で一緒に詰め込めれているのが「罪悪感」。
これ結構見落とされてます。
子は自分の誤りを親を通して正していこうとしますでしょ。
親の叱り方が大きく人格形成に影響しているのよね。
自分の未熟さを棚に上げ、
全能感を言葉巧みに植え付け、
さらに下手な叱責は子に大きな不安と心配を与えてしまい、
自己評価がとても低くなる。
子は「ダメな子」と自分を卑下する癖がここで強くついていきます。
親の過剰な言動を真に受けて、
ドンドン自分を責めて罪悪感が膨大化し、
言われる条件をすべて飲もうと必死に追従行為をしていきます。
その癖が大人になっても抜けていきません。
加減をしたいのだけれど、
罪悪感の癖が邪魔をして、
用事を減らすことが出来ない状態にあるんですね。
まるで頭の後ろに見えない監視官が居るような感覚です。
掘り下げると、
親側に偏狭な教育方針があります。
偏狭な価値観の中で主君を継続するために、
子に権威的な振る舞いをしてコントロールしています。
独善排他的。
家庭内に絶対主従・比較競争意識が根深くあると、
子も自然とそれを吸収しています。
息つく暇もなく次から次へと用事を熟さなければならない状態で、
相手の条件をクリアしなければ認めてもらえない。
そんな状況下に長期間居たものだから、
その印象を重ねて、
どこに行っても用事を引き受けてしまってます。
子ども時代の自分を引きずったまま未解決なんです。
この状態で苦悩を抱えている人は、
家庭内だけでは解決はおそらく無理です。
外からの価値観が入ってくることに、
異常な不安と心配が親側にあるため、
難しいと考えてください。
変だなと思ったらメンタルヘルスです。
本来は親の「詰め込み教育方針」を改善することや、
親の権威の乱用を改善することに、
スポットライトを当てる必要が出てきます。
しかしそれに気づいて柔軟に対応できる余地があるなら、
そうな現状にはなってません。
もし貴方が大人なら、
ご本人の潜在意識にある罪悪感の問題を分析して、
何かしらの摩擦を覚悟して、対処法を変えていくことです。
たいてい境界性と自己愛性の問題が浮上します。
一緒に自覚したうえで改善しましょう。
それらを細かく分析し、
行動のパターンの全容を掴むようにして、
心理的自立を目的に訓練を重ねていきます。
個人の詳細を掴むために、
メンタルヘルスをおススメします。
さて、ここでちょっと辛辣な情報です。
80-50(はちまるごうまる)世代って言葉が出回ってきてます。
これは、団塊と団塊ジュニア世代に浸透した問題行動を、
抽象化した言葉。
子離れー親離れが出来ない依存癒着心理のこと。
(80)価値観を詰め込んで従わせることこそ大事
(50)従って承認を得るほうが大事
カプセル化を皮肉った言葉です。
親が自分の価値観に拘りが強いと、
我執に囚われやすく心配を重んじてしまい、
子ども本位ではなくて、
親の感情本位のしつけになって安心しようとしてます。
親は相も変わらず小言が減らない状態で、
子は何かと顔色を見て実家依存型の留まるか、
反抗心が今だに片付かない型になっていることが多いです。
葛藤を越えられず、お互いの価値観に境界線が引けてません。
肯定がお互いに出来ない。
反抗期が終わっていない心理状態のままであることが珍しくありません。
結果、心理的・経済的・社会的自立が遠のいて不安定なんですね。
世代交代すら出来ない状態に留まっていることが多いんです。
この80-50世代を筆頭にして、
その後の教育のあり方が二手におおよそ分かれてます。
昭和モデルを根強くゆとり世代(平成生まれ)に引き継がせようとしている親だと、
弱者への人間ドミノ倒しかが起きてます。
一方では、
個性を重んじ経験をガンガンさせていく個性豊かに育てる親とに別れてます。
子世代を見ると親世代のありさまが良く観えます。
私たちは、時代の変動を受け容れて柔軟に変更していく必要があります。
それは精神性の向上に大きく関わっています。
ひょっとすると大事なことに、親世代が無頓着なのかもしれませんね。
(つぶやき)
『子を持って、親の心を知る』って言葉があります。
子をたとえ持ったとしても、未熟な人間であることには変わりないと知る。
その自覚によって、謙虚に子に向き合えるようになると思えたら良いのではないでしょうか。
子どもの心を良く反映するにはどうしたら良いのか考える機会を得るのではないでしょうか。
親はけして全能なわけじゃない。
子を持った人ほど、それが痛いほどわかるはずです。
子どもの頃伝えられなかった思い。
子どもゆえに言葉にできなかった感覚。
その汲み上げが出来る親ほど、子どもとの愛着の形成がとても上手です。
子どもの目線に立って子どもの心を深く理解し、
それに共感して個性をどのように一緒に育てていこうかと、
未来を楽しみに思えるような親に育てられた子ほど、
生き生きとしています。
心配より信頼を選択したほうが、
人生は有意義なのだろうと思います。
子育ての中で、本当に必要なものは何なのか。
深く学べる機会だと思います。
いかかでしょうか。
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