2018年5月30日水曜日

心配性の人のほうが別れられない

心配性の人のほうが別れられないですね~

恋愛関係において、ご相談が多い内容です。


すでに、

ご本人もパートナーがかなりな「問題男女」であることは、

十二分に自覚をしているにも関わらず、、、、

別れたいのに別れられない。

頭ではわかっているのに、どうしてなのかわからないと質問されます。

(合わせて5/13ブログを参照してくださいね)


チェックしてみてください。

一人になるのが恐ろしい。(←依存性)

この人が居なくなった後を考えることが怖い。(←置き去り不安)

この人の後にまた出会いがあるのだろうか不安。(←見捨てられ不安)

周りにどんな風に解釈されるんだろうか。(←承認欲求)

憐れまれるのか。非難されるのか、どうしよう不安。(←優越欲の崩壊)

どうにかして彼(彼女)に反省して貰いたい。(←依存性&支配欲)

相手に改善していい状態に持っていきたい。(←依存性&支配欲&優越欲)

身体に異様な感覚があり、身体的禁断症状も現れます。

こんな感じ。


心配性の特性である支配欲と優越欲が絡んで、

問題がどんどん長引いてます。


それから嫉妬。

処理が出来ない。

またこれを隠したがります。

自覚したくない。

悟られまいと悶々となってます。


掘り下げますよ~

まずポジション争いによる敗北の問題があります。

これで屈辱を感じます。

優越欲は満たされず、敗北・焦燥感を味わいます。

許しがたい苦痛です。


相手の隣でニコニコと優越心に浸っている理想の自分を失う恐怖。

一度は手に入れた羨望対象を思い通りに支配できない屈辱。

代わりに誰かが、彼(彼女)の隣に居るかと思うと許せない気持ちになる。

自分が考えていた恋愛関係が壊される屈辱などを想像し、不快を味わいます。

これらは許しがたい苦痛ばかりです。


さらに潜在的愛情飢餓感にもスイッチが入っていて、

・置き去りの恐怖

・見捨てられる恐怖

それは怖ろしくて仕方がないこと。

それで何とかしがみつきたくなる策に頭を使いたくなります。

慌てて後追いをしたくなるのです。


そこで出てくるのが歪曲です。

異性友達や知人と仲良くしていることを想像したり、

すでに浮気や不倫で相手が居るとわかっている場合は、

すぐ恋人ができる彼(彼女)はやっぱり素晴らしい人なんだとなる。

問題行動をつぶさに消去し、

見たいように見てしまう。

もともと心配性の人は、

物事の全体を見渡す力が脆弱で、

白黒思考や部分的思考の持ち主が多いから。

まるでオセロの黒が白に変わるように。

現実が簡単に歪まされていくのです。


さらに無意識的に親子疑似体験をどうやって維持していくか、

また再現ゲームでどうやったら勝てるかに焦点が当たっていて、

脳内構想は大暴れをしていきます。


依存症の対象物質を失う時に味わう心理的不安です。


また、

自分の思いを開示するのは、相手に弱みを握られるように感じます。

そのため、

相手にやきもちを焼かせようと当てつけ行為を試みることもあります。

(それで益々泥沼になったりすることも)

主導権を握っていたい支配欲のとても強い人は、

この手の癖を持っています。


このタイプは自分のメンツや恐怖心を、

なるったけ少なくするための防御策として、

次のターゲットを別れる前に物色してから別れることもあります。

客観的に視ればヤドカリが貝を変える如くです。

とても残念ですが、

このような恋愛関係の中に隠れている心理的未発達な問題の核心は、

何一つクリアされていきません。


心の仕組みに振り回されて、

恋愛関係を結んでいくと上記のようなパターンが、

見事に繰り返されているケースが少なくありません。


アルコール依存症や薬物依存症などの依存症と違って、

ラブアディクションで病院に診察に行くって、

なかなか思いつかないんですよね。

自助活動グループもないしね。


どう克服していくかは、サロンでお待ちしております。







写真 gatag.net




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