老年期までの流れ掴んでいただけましたか!?
ここまでの流れでは、
学童期からちょっとずつアイデンティティーの形成に、
問題が生じてきて、
自己決定プロセスが上手く定着せず、
自己責任の取り方がなんかおかしくなって、
大人になってきていると、
停滞を起こすんだよとお話ししてきました。
では今日からは、
停滞している人の心の中身を、
もうちょっとピックアップしていきましょう。
その時期に何をやっていたのかお訪ねすると、
学校で言われたカリキュラムを熟して、
それでついて行けていればOKの習慣が慢性化。
学業成績がOK → 順調・幸福な人生
目立つ存在OK → 人格もOK・幸福な人生
団塊ジュニア世代は特に顕著。
なんとも殺風景な物差しです(>_<)
高度経済成長期の団塊世代の物差しに、
どっぷり入り込んで育っていたからだろうと思います。
停滞が長期化している人の心の状態は、
以下になりやすい傾向がありました。
・劣等意識から生まれるもの
→ 恥、罪悪、恨み、嫉妬で混乱しやすい。晴らし方がわからない
・孤立感から生まれるもの
→ 拒絶の恐怖から過剰な認証と融合感を求めている
一生懸命にこれらを解決しようと奔走した時期があります。
しかし、、、なぜか解決できないのです。
彼らの解決法は、
他者を介して解決できるものと思っていました。
もともとのアイデンティティーが、
他人とワンセット自我によって成り立っていたためです。
なにかと代理自我を欲するんです。
これをどうしたもんかと思っていました。
で、生きることが面白いと思う人との差は何か。
見つけましたよ。
掘り下げました。
サロンで注目しているのは、
①恥、罪、意地の関係
②代理自我と甘えの構造
です。
どれも自尊感情と切っても切れない関係です。
①と②がずっと残っている人って、
学童期ごろから、
目立ちたいけど目立てない。
やりたいけど恐い。
なぜか、、、
人と同じや一緒ではない行動選択が、
少ないか見当たらないのです。
分離不安が異常に強い(自律性)
↓
本来必要な「自分好み」を選ぶ経験が行われていない(自主性・自己決定)
↓
自分調べが持続してない(自発性・勤勉性)
↓
有能感が育っていない
川の中の筏に乗って流れているイメージを、
思い浮かべてくれるといいかもね。
本来は、岸に降りて自分の足で歩くことをしたほうがいいのね。
経験前は無、
経験後は有。
自分の意思で行動選択すると、
・手応えが生まれる喜びの感覚
・見つけ出す楽しい感覚
がたっぷり身につき、①②の問題を超越します。
停滞する人は、
生きるために必要なとてもシンプルな感覚が育ってないのです。
高度成長期を担った親御さんたちは、
何かと忙しい状態で家族を顧みたくても、
みれない時代でもありました。
そうした環境の中で、
とにかく子どもに、
早く詰め込めるだけ詰め込むような教育だったのだろうと思います。
白黒裁いて早く覚えてもらうことが大事とでも、
思っていたのかもしれません。
もしくは筏の一員として担えるなら、
それに越したことはないと思っていたのかもしれません。
(団塊っていうくらいだしね)
こうした経緯が背景にありますから、
成績優秀者のレールを走って来ていても、
プライドだけは高いわりに、
内心では甘えの構造をほとんど片づけておらず、
『出来れば相手に何とかしてもらいたい』と、
常々なっていました。
こちらのタイプは、
やる前に必ず善悪や優劣の情報を先にくれと言わんばかり。
根底で甘えたい心情に振り回され、
いつも負けちゃってるのに、
気づけなかったようです。
停滞中の人は今から、
生きるために必要なとてもシンプルな感覚づくりをやりましょう。
①と②について 、
落ち着いて客観視できるようになります。
ゆっくり着実にステップアップしていきましょうね(*^^)v
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