2019年7月16日火曜日

庇ってもらうと大事にされている感覚に酔うパラドックス

自己陶酔にまで至ってしまう心理。

そこに深くかかわったのは不安と一人ぼっち、

だろうと思います。


小さな選択にも迷いが生じる。

そういう人は学童期までには、

すでに愛着不安定型の一人だったのかもしれません。


〈不良連鎖のアイデンティティー形成構造〉

感情は恥のもと → 自主は必要なし → 人に従わないのは罪 → 優れてなければ劣等 

→ 誰かと同一が善良 → 代理自我、規範依存性、対人依存 → アイデンティティー拡散

停滞


昨日の良好連鎖アイデンティティー形成の真逆です。

必ず頭に入れてください。

なおそうとするより わかろうとすること☆


該当する人は今、

誰かに見守られいる想像で、

『見守られている感覚』を作って持って実行しますよ。

(愛着の再形成ね)


今日はここで現われ出でる問題に着目します。

人の中にある天使と悪魔。

天使は自立を、

でも悪魔は甘えの構造の中に、

人を留まらせようと働きます。


掘り下げます。

不安がある人のほうが、

なんと、、、、

人に『庇ってもらえる感覚』を欲してやりたがらない事実があります。

これは毒で悪魔ですね。


何が言いたいかというと、

『庇ってもらっている人になりたい願望』

(=ずっと甘えさせてもらえる人願望)  が根強くあるんです。

この無意識に潜む悪魔のささやきに、

なかなか勝てないんです。


人間の脳は恐ろしいことを勝手にやっていきます。

と、思うのです。


庇われる一瞬の高揚感が名残り惜しくて、

自ら『弱さ』の中に収まろうとする『狡さ』を、

頭の中で拾い上げようとしない傾向があります。


これは病気を隠れ蓑に浸かってしまう心理が生まれます。


例えば、

幼少期に病気のときだけ、優しくされた人に該当することが多い。

普段は勉強や手伝いをきちんとやれと言われてばかりで、

熱を出したり具合が悪くなったときだけ、

言いつけを守ることから解放された人が陥るパラドックスですね。


その後、

庇われる感覚が欲しくて、病弱の演技を覚えたりすると、

それにガッツリハマって性格が板につき、

身体症状が人格と化します。


もともとのアイデンティティーの形成が、

不良連鎖であったのに上乗せされた形で、

アイデンティティーの獲得方法は、

「病弱であることが大事であるアイデンティティー」に、

なっちゃってたのね。


弱さを醸し出していることが大事



不安を作っておく方が庇われる可能性が多い



大丈夫!?と庇われると気分が高揚する。

自尊感情が上向きになる。

自己決定をするよりも、

選ばずに迷っている方が外から案が渡される



自尊感情がない状態で、

弱さを出しておくアイデンティティーのほうがいい。

自立は先送りしたほうが良策である



気がつけば中高年。停滞中。


となります。

アイデンティティー形成の中で、

最も不良連鎖的な構成です。


社会の流れからさらに取り残された状態となって、

歳をとればとるほど、

外へ出るチャンスが失われてます。


長期化していると、

周りからの援助が『だんだん少なくなっていく事実』を知ってください。

ホントに甘んじていられないんですね。


あなたの幸せを守るには、

潜在意識の欲求を顕にすることがポイントです。


これで悪魔のささやきを看破して前進に転じます。

あなた自身の自問自答が大事だろうと思います。










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