2019年7月19日金曜日

アイデンティティーの育成が不良に入り込む状況

今日は不良連鎖を例にとって状況を説明します。

①不信 → ②恥・疑惑 → ③罪 → ④劣等 → ⑤拡散 → ⑥孤立

→ ⑦停滞 → ⑧ 絶望ね。


②あたりから不良連鎖に入っている人は、

親から家庭内でダメ出し、裁きを強く受けている人が多いです。

感情の発露は抑圧的で、出たら即恥に直結。

自分より親や年配者の願望を(予め定められたこと)優先にして、

毎日を過ごしています。


③あたりからは、

すでに言いつけ優先で考える習慣が身についているため、

学童期で自分でルールを作って続行したり、

自分の選り好みに責任を持って取り組むことが、

意思と離れて不満気味になってます。


④の頃にあったものは、

他人の言いつけや期待を破ったら、即罪意識による補償行為。

他人の評価に牛耳られていて、

評価を達成するのに必死です。


結果、

⑤のあたりでは、

他人の意向や物差しに同一化して、何とか判断するに至り、

アイデンティティー拡散(境界性・青春期心性)が起こっています。


⑥から⑦は、

他人の意見や情報を模倣することで、

何とか凌いで中年期まで引っ張ってきていますが、

年齢不相応の処理能力が露見したり、

時代の変化を受けて価値観の崩壊を余儀なくされ、

自己陶酔や自己崩壊に至っています。

自虐的・自暴自棄と消極的、

どちらかを行ったり来たりが多いですね。


⑧の高齢になっても、

内面の精神的成熟がなされておらず、

あくまでも個人レベルでしか考えられず、

人生や人に対して自己中か悲観的です。



躓きを知ってしまえば、

どこから改善したら良いか見当がつきますでしょ。

それが狙いです。


親に聞いても知らない流れ。

実はこれ、

古来から伝わる宗教や哲学や道徳の中に、

しっかり組み込まれています。


つまり、、、、

これらに疎い親に育てられた人は、

人生の流れを社会慣習や経済情勢に則った程度で、

捉えていたのよね。

人ごころとやらを検討違いに取り扱ってきた可能性大。


気がついた人から、

親などもう当てにせず、

自主的に人生に味わいを入れて欲しいわ!(^^)!


まだ親に拘っている人は、

顕かに①から出直しです。

自分日記を付け、

客観的に自分を観察しながら、

自分で自分を育ててください。


親の問題ではなくて、

あなたの中に『親心』が育ってないのが問題に、

切り替えて進みましょう。

分離不安から取り上げる大事なミッションです。










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