煩悩。
その中身。
人間は、
あれを持ちたいと想い、
それを持って喜びます。
誇らしげな成績優秀、学歴を持って喜ぶ。
功績を持って喜ぶ。
パートナーを持って喜ぶ。
家族を持って喜ぶ。
子どもをもって喜ぶ。
家を持って喜ぶ。
ペットを飼って喜ぶ。
より良いものを持って、自分の生活が豊かになって喜ぶ。
で、
誇らしげな成績優秀、学歴を持って悩む。
功績を持って悩む。
パートナーを持って悩む。
家族を持って悩む。
子どもをもって悩む。
家を持って悩む。
ペットを飼って悩む。
より良いものを持って、自分の生活が豊かになったのに悩む。
という具合。
初めから、
ものごとは表裏一体だと知っておこう。
それと、
本質的なことを知っておくといいですよ。
どれも一瞬の喜びであって、
一瞬で状況は変わっていくので、
永続した喜びには至らないということを。
そして、
強く執着するもので、大いに悩むと知っておいてください。
それぞれが時間とともに変わり続けることを頭に入れておけば、
冷静に対処していけます。
≪番外編≫
思いがけないときに、
電化製品が壊れました。
なんでこんな時にッ!と感情が激しく動きます。
ショックです。
その後も気分が悪くてたまりません。
なんで壊れたの・・・で悩みます。
電化製品が経年劣化を起こすのは当たり前と思う人は、
別に「ただ壊れたのね、買い替え時ね」で済むことです。
そこで登場するのがパートナーの存在。
A、
どうして壊れたのッ!使い方が悪かったんじゃないの。と、
責めるパートナー。
はぁ~とため息を漏らしながら、こちらも不機嫌。
B、
そう、壊れたんだ。じゃぁ、どれ買う!?と、
なんだか楽しそうにネットで探そうよと誘ってくれます。
彼女のパートナーはBでした。
彼女はこれを機に、
彼の性格を見本にして自省し、
自分もそうなろうと改心しました。
愛の世界を生きたいですね。