アダルトチルドレンの心理を持っていたら、
誰にも言えずにひとり苦しいのです。
特に、
出来ることがひとつでも増えるほうがいいと、
実務能力が高く、
真面目で頑張り屋さんタイプのアダルトチルドレンマザーの人は、
キャパオーバーになっても沈黙を守ろうとします。
この人たちは、
マネージャー的に振る舞うこともできます。
故に、
傲慢で自己愛性の強い人格傾向の人と噛み合ってしまいやすい。
苦しみの本質がわからないまま引きずり、
軽減したくてパートナーシップに向かい、
そこで一時的にバランスがとれたかのような錯覚をしたまま結婚し、
子どもを持って、
自己の欲求を占有できるどころか、
責任と義務と苦しみが増えている現実に直面して、
そのやり場のない気持ちを、
溜まってくると相手にぶつけていきます。
どうして我を優先してもらえないのか悩み、
どうして我を押し通せないのか苦しみ、
どうしても我を貫き通したくて行動し、
遂には憤怒する繰り返しです。
パートナーとの問題をうやむやにしたまま、
ミドルやシニア世代に至っているという具合です。
一応、一巡しました。
パワーゲームについて取り上げ始めたのはなんと5月でした。
孫育てを機に三世代間のパートナーシップの違いが顕現したのにはじまり、
いつから始まっていたのだろうかと遡り、
結構長い説明になりました。
なんといっても、人生サイクルのお話なので、
気づかなければ、ずるずると老年期まで持ち越すものです。
連れ合いを亡くした後、
バランスを完全に崩した人格が、
子どもや孫に重くのしかかることもあります。
だから、
誰かが気づいて手を引くことが大事です。
そこで流れが変わります。
少なくとも、
手を出さなくなった人から、
感情の奴隷になることはなくなります。
感情は感染するという言葉の通り、
パワーゲームを通して人から人へと感染していきます。
わたしたちが子どもの頃、
手本として目の前にしてきているものを、
『それが大人の振る舞い』として、
分別なく受け取っていることを忘れてはいけません。
パワーゲームから身を護る術があるとしたら、
その仕組みをよく理解して、
距離を置いて冷静に対処することです。
パワーゲームにすぐ手を出しやすいという自覚があるなら、
アダルトチルドレン心理を理解すると視界がグッと開けていきます。
自分が子どもの頃、
パワーゲームの『被害者だった』とわかることだと思います。
原因があるから結果がある。
これは、
『人間の心が最も納得する法則』です。
こうなった経緯を概要でもいいので、頭でまず理解することです。
知識によって頭が理解し、
心が何かを追い求めるのを一瞬でもやめる時間を持つこと。
これやってください。
問題を一旦『自分のもの』として捉え、
相手と分けて考えると、
大きな前進になります。
それから次なるステップです。
☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆
☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
Skype・LINE
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。