2023年6月9日金曜日

日常生活の言動や行為に心理発達段階は現れています

 



昨日の続き。

相手の感情を正当とし受け取っていますか?という内容をお話ししましたね。


人の感情や気持ちを振り回されることなく受け取れる人と、

そうでない人の差は、

はっきり申し上げますと心理発達段階です。


感情や気持ちを受け取ることと、そこから生まれた要求が叶うことは別。

という内容を、

しっかり分けて体得しているかどうかです。


これね、バッチリ行動に出ていますよ。


心理発達段階に満たない人は、

①気持ちを受け取ってもらうこと

②そこから生まれた要求は叶えなければならない

ふたつを切り離して考えられないままです。


これには、

幼児期の怒りの扱い方の未学習が影響しています。


心理発達論のところでお話ししましたが、

怒りや負の感情は、

その人の生理的感情であって、

欲求不満を知らせる自己表現の一部です。


その感情がどのような状況で現れたのかを、

他者を通して明確にし、

出し方(感情強弱の加減)や、

内容によっては、

要求が叶ったり叶わなかったりの差ががあることも経験する、

とても大事な学習とご紹介しました。


学習をしてきた人にとっては、

気持ちだけは受け取れるけれど、

申し訳ないが、

たとえ愛する人でも我が子でも、

すべての期待や要求を叶えてあげられるわけでないと、

主張するのはふつうなことです。


ところが、

未学習の人は、

「気持ちを出す=要求全部を叶えなければならない」

と考えていて、

出されると恐怖に感じるのです。

だから、途端に拒否します。


やってもらったことがないからわからない。

知らない。

だからやってあげられない。

という現象です。

あなたの親御さんもそうでありませんでしたか?


未学習のまま大人になると、

他人に対してはいつも、

『こうしなさい(支配欲)』&『感情・要求を出すのは疎ましいだけ(他責)』

となり、

自分も誰かにそれをされると、

『こうするしかない(ならばうまくいく逆支配欲)』

『言い分を聞きいれれば、こちらの要求を飲んでもらえるはずだ。

しかし、そうでなければ許さない(他責)』

となります。


これ、不思議ではありませんか?

自ら率先して自分を犠牲にし相手に尽くしているのに、

自分が中心に必ず据え置かれるような意識になります


わたしたちの心の中を開いてみると、

非常にややこしい理論づけを抱えていたりするものです。


ぜひ、今日のブログをヒントに、

聞く耳を持つ、

気持ちだけでも受け取るチャレンジしてみませんか?

見直しをしてみてください。


あなたもいつか、

『気持ちだけでも受け取ってくれてありがとうッ!』と、

簡単にいえるような人になろうね♪




☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
Skype・LINE
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

アーユルヴェティックライフブログは不定期更新中☆