人生100年なんて言われている時代ですから、
生き方に関する書籍が、
否応にも必要な時代になってしまったのだと思います。
じつはこれ、
数千年もまえの東洋思想のなかでもすでに明かされています。
≪家住期≫
家族のためにたくさんの所有や労力が必要な時期
≪遁世期・遊行期≫
精神的に成長し、
所有や生命欲から少しずつ離れて暮らせるようになっていく時期
という説明です。
(簡単な説明ですがね)
年齢と共に、
体のためにも心のためにも身の回りを整理整頓し、
身軽・気軽で暮らしいくための教えとして説かれています。
共依存の考え方から脱皮し、
一段上のステージへと変転していくのも、
これに十分当てはまることだと思います。
若い頃は『拡大』を意識するのが普通です。
ですが中年を過ぎると、
すべての可能性が目の前に広がっているとは限らないことを、
現実のなかでだんだんと受け入れられるようになります。
そこから、
自分に今あるものに焦点を当てて、
それを無限に伸ばしていこうとする意識に切り替わえていくのが、
ちょうど50代というわけです。
感情面でも精神面でも、
本気の大人へと切り替えるちょうどいい時なんですね。
事実、
50代の人たちを視ると、
おおよそ三つのカテゴリーに分けられます。
①すでに子どもが独立して、親も自分のための時間が取れている
②まだ子どもが学生で、教育費や住宅ローンのために収入を確保しなければならない
③既婚・未婚に関わらず、子どもがいないので自分のための時間がある
②を除いては、
拡大を意識し続けるか、
それとも、
コンパクトを自覚して暮らし方を選択できるわけですね。
これはホントに大事なこと。
整理整頓をしておくメリットをご紹介します。
心までスッキリしますよ。
・コンパクトになることで、必要な物資や労力が明瞭になる
・肉体的労力の低下に合わせて身軽に暮らせるようになる
・経済状況が把握できている
・必要なものが判っているので心理的ストレスが起こらない
・所属の欲求や、承認の欲求から離れてマイペースがつくれる
・セミリタイヤを含め、自分らしい暮らし方や働き方がわかっていく
・必要なものが手に入るだけの経済力を得られればいいという暮らし方に気づく
・健康なうちに、のんびり心が穏やかな生活の体験で感謝の念が強まる
・自分らしく生きるための選択ができて悔いがなくなる
・感謝の心が増えることで、より一層の人生の幸福感が味わえる
・人との交流が非常に優しくなる、充実する
・価値観の違い、選択師の違いを自然と許し合える
・老いと死の流れを受け入れ、旅立ちへの覚悟が生まれて安心する
・生きるという貴重な体験をより一層深められる
というような内容が代表的なものとして挙げられます。
心理的なものってかなり多いですね。
第二の人生があるのは素晴らしいこと。
自分が自分のために作った内面的道徳と、
良い習慣を取り入れた暮らしで、
あなたらしい自己実現生活を実現してください。
要するに、
断捨離を実行することで、
勝手に心の成長が行われますと伝えたかったのですw
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