2017年11月5日日曜日

禁止が強いほど暴れ出す





自分に対して、

抑圧が過ぎると、

心はいずれ暴れ出します。


禁止が長い間続くと、

禁止をせず、

好き勝手やっている人に、

嫌いのスイッチがパチッと入って、

嫉妬します。


長いこと禁止が続くと、

嫌いのスイッチがショートする。バチッ!

「どうして、自分だけ我慢しなければならないんだッ!」

もう我慢できないとなる。

自分の心を押さえ続ける頭に苛立ちを覚えて、

頭も胸もぐちゃぐちゃとかきむしりたくなる勢いに駆られます。


こうなったら、自分で頭に申し立てをし改善しましょう。

禁止事項を見直すといいんですよ。


いい例は、パニック障害。

パニック障害のトリートメント中に、

良く発覚するのが、

内面世界にずっと隠し持っていた、

禁止事項への解放依頼のメッセージ。


心の仕組みを知らないと、

自らの暗示に囚われてしまうのです。

人の心は、抑圧によって生じた怒りのエネルギーを、

一旦こだわりやステイタス、秩序や厳格なルールや義務づけに変えて、

安定を計ろうとするのよ。

ところが、そこから逸脱することに、より一層の怒りが加えられて、

増幅するような仕組みがあるの。

有り余るエネルギーは、簡単に他人への強要に転じます。


ラブアディクションのところで、

親から強要された不快な管理・監視・支配を、

二度とそのような関係はいらないと思いながら、

パートナーの異性に強要し、

加害者立場になって再現している例題を上げました。

これは、心の仕組みらしい行動です。


慢性的な禁止には、

自分で自分に、正直に物申すこと。

「行き過ぎた禁止は、イジメみたいなものだな、ごめんね」

「ホントは、もうちょっと緩くしたり、加減したかったんだよね」

「無理強いしていなんだね」

話しかけるように、自分に声を出して言ってあげてください。


心の渇きを潤せるのは、自分だけ(*^^)v

一番身近にいる自分が最初にやらなきゃね。(←自尊心の回復と自己愛ね)

これこそ「調整」。

「調べて」「整えて」くださいませね(*^^)v

禁止を解いて、

もっと柔らかなやり方が、

貴方に合っているはずです。

貴方のリズムに従って調整してみてください。

嫌いのスイッチがOFFになって、

貴方を平穏な生活に、導いてくれるかもしれません。



(つぶやき)

仏陀の教えの中で、「慢」という言葉が出てきます。

これは、「私」のことです。

この「慢」は心の中身の中で、注意が必要だと説明しています。

皆様も良くご存知の「自慢」は、私を誇示していること。

「慢性」は、私が私が私が・・・・・と、ずっと選択して固定化していること。

つまり「私=自我」に拘るほどに、何かがズレていくと、

言うことですよね。




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