第二回目は、「パーソナルスペース」。
昨日の、
権威あるものに対する迎合や追従態度に関係します。
自分をアピールするためには、
接近戦に持ち込む必要がありますでしょ。
その際に、パーソナルスペースの取り方が特徴的なのです。
無駄に関心を寄せている態度を出す。
干渉していくのね。
あと、詮索。
不思議と不適切になっているんです。
知的好奇心は、けして悪いものではないですよ(*'ω'*)
ただね、、、
損得勘定からの売名行為は違います。
自己評価の低さをなんとか補うための行為なので、
目的達成を得るために、
なぜか屈折した表現になっています。
心理的不安定から発生する癒着行動だからなのよ。
意見を求められているわけでもないのに、
「こうしたほうがいいんじゃないですかね(干渉)」
「ああですか?こうですか?(詮索)」
個人的な日常の生活や行動に対して、
資料が欲しくて執拗に迫る。
そのため心理的な距離感も、
身体的な距離感も、どれも不適切になります。
不快感には、
高圧的な態度による不快感、
纏わりつかれるような不快感、
貪られるような不快感などがあげられます。
すっきりしない気分を、どれかしら相手にたっぷり味合わせています。
これは、通常から「比較の眼」によって、
「嫌」のスイッチが入り続けていて、
共感性が乏しくなっているためです。
嫌いのスイッチを少しでも早く切り替えたいので、
押しつけがましく不適切な行動にエスカレートしてます。
自信のなさから、
自分がどう思われているか早く知りたくなる。
おまけに、自分が相手の隅々までを把握しておかないと、
心が不安で落ち着かない。
結果、
しつこい・出しゃばり・ねちっこいと思わがちな、
嫌われる対人態度を選んでしまう。
しかし同時にこの行為は、
相手側に、何が目的でそんなに近づいてきているのか、
逆に、見抜くチャンスを与えていることになります。
計算高さが裏目に出ちゃう行為なのよ。
相手の方が一枚上手なら、
接近戦に持ち込んで、
依存性や利害損得勘定の度合いを計り、
簡単に逆利用することが可能になる。
目的に手が伸びそうで、掴めない状態を与えられ、
遊ばれることになります。
共生関係や交友関係の向こう側に、
利害関係を上乗せした状況で、
自業自得が起きるってわけ。
対策は、
常日頃、比較の眼による「劣性」を排除し、
自己評価の低さを脱しておくこと。
今までは、
自尊心の欠如によるものだったのかと理解して、
内面世界の不安&不満を嫌がらず受容し、
気持ちを軽くしていくことです。
自尊心を持ちなおし、
過度な理想像に囚われず、
不完全な部分も認め、
等身大の自分を認めたうえで、
毎日成長中なんだと明るい気持ちで、
受容しておくことだと思います。
可愛がってもらえるような行為をわざわざして接近しなくても、
可愛がってもらえるのが本物です。
信じて欲しいとわざわざ口にしなくても、
信じてもらえるのが本物です。
こころの中身をお掃除すると、
背筋が伸び、自然と顔の表情が明るくなります。
その姿に、人は安心を覚えていくのです。
心の中身は、外面に大きく影響するものだと認知しておいてくださいね~(*^^)v
写真 otromira
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