2018年12月12日水曜日

青春期は著しく心理的負荷がかかる難しい時期



学生から社会人に変わっていく移行期。

その場所は、

これから長くに自分の居場所になる場所を探しに行くような時間です。


長い間家族の管理の元過ごす子どもたちは、

親の与えてくれる常識を崇拝して意識をつくっています。

また、従順な姿にどこか安心を得ている親御さんもいるだろうと思います。


しかし、

レールを敷かれた子どもほど矛盾にひとたび遭うと、

破綻をきたす可能性が高い事実があります。

それはおそらく親しんだ規範依存性と秩序指向性が作った病理だろうと思います。

過剰適応がなんと適応不全の原因になっているのです。


矛盾の代表と言えば、

理想と現実のギャップ、

集団と独立、

仲間意識と競争意識、

性的衝動欲求と社会的規範、

家庭規範と社会規範のギャップ、

などが大筋あげられると思います。


生活の中で摩擦や亀裂を経験し、

内面で想像していた社会と現実の社会をどのように処理して治まりをつけていけるのか。

これは『自分との闘い』に似た作業だろうと思います。


青春期とは楽しい学生気分と同時進行して、

隠れたテーマが存在する過酷な時期です。

心理発達面からみても、

青春期は著しく心理的負荷がかかる難しい時期です。


修復が必要な時にベストな援助を受けられる子どもだけではありません。

その援助が受けられない人は、

その後の長い人生に青春期心性をそのまま引きずって、

壮年期・中年期・老年期へと入っていきます。


正常と異常の両者が入り混じったような曖昧で不安定な心理。

どちらにもなりえるこの時期を、

『ボーダーライン上』にいることを理解し、

自覚して予防することが必要ではないかなぁと思っています。


特有の病態や行動を知っておいてください。

異常状態へと至る原因は早めに探し当てることに越したことはありません。

育て直しに是非活用して欲しいと思います(*^^)v


年齢が上がるほど青春期心性が残っていれば、

隠したくなるのが世の常です。

隠していても改善することはなく、

それはあくまで隠しているだけに過ぎません。

隠しごとが居心地の悪さや居場所のなさに繋がって、

苦悩しているケースは非常に多いです。


心の謎解きを、

是非この機会にやってみたらよろしいかと思います。



≪心がけ≫

行きつ戻りつしながら丁寧に成長をすることを良しとすること。

これ大事です。

3歩進んで2歩下がるぐらいなほうがいいです。

繰り返し繰り返し丁寧に仕上げるつもりでいて欲しいです。


身近にボーダーライン上の人が居てサポートに活用する人は、

伴走者とか応援団ぐらいなほうがいいです。

おんぶや抱っこはいけません。

甘やかすのと甘えさせてあげるのは違いますでしょ。

甘やかしだけだと実力がつかなくなるだけで、

青春期心性が逆に長引いちゃって異常の領域に入っていきます。


なるったけ自分の足で『ボーダーライン上』から脱出して、

成長している自信につながるように促します。

ご本人が自分の足で立っているよ、

小さなお城を作ったよと嬉しそうに手に入れている感じにしてあげてください。

恐怖を越えて手に入れた自信は、最高のサプリメントと考えてくださいね。



半分子どもで半分大人。

大人になりたい、でも子どものままでまだいたい。

それがだんだん長引くと、、、、、

大人になりたくない大人に進行するって覚えてください。

(ゴメン辛辣な言葉で)

でもこの際きれいごとは並べていられません。

異常領域へと傾いていかないために、

ゆるーくfightしてください!(^^)!


明日へ続く。









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