『ピーターパンシンドローム』『シンデレラ症候群』
『アパシー』『青い鳥症候群』などの言葉を耳にしたことはございますか?
これらは代表的な青春期心性の状態です。
これらがどんどん進行して長期化してたり、
理想と事実の解離が起きて精神的不安定がみられ、
対処がままならない状態になると立派な病理です。
大人になれない大人。
大人になりたくない大人。
青春期でなら致し方ないと見られますが、
けれど壮年期や中年期に持ちこして改善が見られない場合は、
やはり問題だとなってしまいます。
ましてや他者を巻き込んでのことならなおさらです。
目を瞑らないほうがよいものだと思います。
ちょっと前に取り上げた題材の「境界性パーソナリテイ障害」の診断法も、
時代と共に随分と変わってきてます。
子どもから大人になる過程で、
どちら側にもなれない不安定さを持ち、
情動を上手くコントロールできない状態が研究され、
①神経症になる手前の正常領域か、
②それとも神経症の傾向で視るのか、
③それとも精神病の領域で視たほうが良いものなのか、
これらをひっくるめたグレーゾーンのことを、
1970年代ぐらい「境界例」と名付けていました。
病気として決めつけてしまうには、
まだ低年齢で判断しかねるのが背景にあったと言います。
中学から大学を経て新社会人へと移行していく時期は、
確かに成長に個人差が出ます。
この成長期に現れる特徴的な問題行動を徐々に研究して、
現在の「境界性パーソナリテイ障害」の診断がなされるようになったといいます。
精神科の先生方のお話によると、
やはり慎重にならざるを得ないと言います。
傷つきやすい年齢ですしね。
また、親御さんも子育ての問題を認めたがらないと言います。
ブログで今年夏以降にご紹介した甘え損ねのメカニズムと境界性の問題は、
そんな事情にお応えできればと思って公開しました。
ボーダーライン上というもっと大きな枠組みや、
丁寧な子育てとして成長を見直して視たらいいのかなと思ってます。
目安としては現代では30歳前後まで。(←星詠みでも29歳、42歳が目安なんですよ)
それ以降の年齢域では、
後ろ向きな「他者に寄りかかること」を手段に選ぶのではなくて、
自分自身の「こころ」を成長させていこうと思う意志と愛情が、
本人の中にどうしても必要になります。
あとでもやりますが、
規範依存性の習性からひとたび願いが叶わなくなると、、
今度は縋るモノを妙な宗教観やスピリチュアル性に求めて、
「桁違いのロマンス依存」になることも。
カリスマ性に傾倒しその世界に身を投じることで救いを得るのも、
こちらもアイデンティティーの脆弱性に端を発しています。
「己放棄」の情報を熟考もせず、容易く翻弄されていくケースとなります。
ご紹介した青春期心性のケースは、
異常にも正常にもなるボーダーライン上にあると自覚しておいてください。
そのうえで異常に向かせないために自問自答してください(*'ω'*)
用心に越したことはないと思ってね。
心身症が長期に渡っているとか、
周期的に繰り返しているとか、
就活がなぜかうまくいかないとか、
恋愛や婚活が上手くいかないとか、
人生全体に不安感がずっとあり続けるとかも該当します。
それらが壮年期や中年期に持ち越されて不安定な場合は、
青春期心性の長引きかもと興味を持って取り組んでください。
就活失速中の人は職業難や年齢の壁という既成概念が、
原因ではないこともあります。
結婚離婚の繰り返しが、
相手の性格や価値観の違いが原因ではないことがあります。
外を観るより内を観るほうが、
独立した考えに及んで、
生きづらさからの脱出の近道になる可能性があったしりますよ( `ー´)ノ
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