2018年12月2日日曜日

自己アイデンティティーの獲得で改善する



こどもの頃に甘え損ねるということ、

適切なケア並びにセルフケアがままならないこと、

それが人の心をいかに傷つけているのか、

たくさんの人たちに気づいて欲しいと思っています。


今年一年を振り返ってみると、

甘え損ねのメカニズムに注目が集まり、

沢山の方々にサロンをご利用いただきました。

ボディメンテナンスついでにメンタルもっ!とご来店いただけたことが、

個人的に何より嬉しくもありました(*'ω'*)

一人でも多くの人に心の謎から脱出してほしいと思って、

ホームページやブログを作っています。

言葉足らずでいたらない所も多々ありますが、

これからも続けていきたいと思っています。


境界性を脱出するぞと意欲的に取り組んでください。

境界性は初め「ボーダーライン」の名のもと、

思春期・青年期に起こしやすい精神不安定な症状を意味してました。

『半分子どもで半分大人っぽさ』を持つ時期ですよね。

(甘え損ねの子ども人格と大人の厳格人格よね)

本来そこから葛藤を片づけて、

心もすっかり一つの方向性を信頼して主体的な意見を持ち、

自力で社会を歩んでいけるようになると言われています。

境界性パーソナリテイ障害の発症は、

それが非常に長引いてしまっているとみてください。

理解と行動療法で人格障害の領域に踏み込む前に、

自己を抑制する力をつくれば、

いつからでも人格形成は健全な方向性へと向きます。

脱出可能なものですから取り組んでみてください(*^^)v



境界性の問題を持ちこしている場合は、

心が絶えず不安だったり、

落ち着かない感じだったり、

物足りない感じだったり、

揺れやすい感覚がつねにあります。

絶えない空虚感がそうさせるのだろうと思います。

そのため幸せを継続的に感じ続けることがまず苦手です。


一定した自己イメージが存在しないため「何者であるかがわからない」とか、

「何の為に生きているのかわからない」と悲観しやすいです。

集団や伴侶と居ても、なぜか孤独な感じがすると言うことしばしば。

それらが「どこにも居場所がない」との嘆きにつながっていると考えられます。



掘り下げましょう。

もっとも深い部分では存在的アイデンティティーの欠如が考えられます。

ここに居てはいけないような感覚のほうが上回っている感じです。

大きな要因としては親から認証してもらっていないことや、

傷ついたままの心のケア(愛着の剥離経験)を、

放ってしまっていることです。


それを皮切りに、

兄弟・姉妹間でのコンプレックス、確執、軋轢やら、

学業的、職業的、男女の差、

ならびに性アイデンティティーの問題が積み重なっていると考えられます。


思い当たるモノを一つずつ自問自答し理解して、

もう一度それについて育て直し獲得する時間が必要になります。


自分は誰からも愛されない、

愛するに値しない無価値な人間だと思いやすい場合は、

根底の存在的アイデンティティーの欠如から考えてみてください。


愛されている自分、

所属している安全感がある自分が欠如していると、

性格的に小さな失敗や失態に囚われて、

強い自己否定をする傾向があります。

絶対絶命の深刻なモノとして認知しやすいのですね。

これを意識的に断捨離してください。


本当に誰一人としてあなたを愛してくれていなかったのでしょうかと、

問うてみてください。

恐らくゼロではないはずです。

意識的に温かい記憶を取り戻していきましょう。

存在を認めて貰えている自分に集中し認知を修正します。

自尊心を取り戻すってやつですね。

これをしっかり自分でやりましょう(セルフケア)☆



例えば青春期に、

これからどんな進路や就職を選ぼうかなぁと、

考えることってあると思います。

誰しもがぶち当たる分岐です。

ところが自己否定感や存在的アイデンティティーが欠如していると、

恐怖や絶望感や切羽詰まった状態に事を感じてしまうのです。

なんでも悪いほうへと考えるのね(自動悲観)。


それで外を追従したくなって慌てて癒着や模倣行動に走っていきます。

手伝ってもらえなければ絶体絶命だと悲観が加速しているからです。

そんなパターン化した中で行動しがちです。


楽観的や希望的観測を上手に盛り込んでもいいところで、

なぜか恐怖心や心配性を持ち出して失速しがちな特徴があります。



停滞させないためのコツは、

自分で気分を落とさないように上げること。

自動悲観で気分が下がっても、自分で上げ続けることなんです。

こうして自尊心を取り戻し、

絶体絶命状態ではないと意味づけしながら進みます。


次にまずやってみる。

性別的・学業的・職業的のアイデンティティーの参考になる様な材料をつくりましょう。

勉強、趣味、下積みの場を作ります。

やってみると自分とはどんな感じ方をして、

どんな考え方をするのか実感できます。


探すより自分でつくって感じる。

材料を集めなくっちゃね。

存在的アイデンティティーの土台に積み重ねていくような感じです。


自分の意見を主体に実行する経験をまずしましょう。

他人の意見や評価ではなくて、

「自分は○○って感じるかな。考えるかな。」と自分に正直になります。

他人の意見に萎縮しがちだった人は怯まないようにね♪

それがあなた本来のアイデンティティーの軸となります。


その後時間をかけて、

他者との摩擦の中で多少のずれが修正されて頑丈になります。

萎縮もしないし、誇大化もしない。

自己イメージと他者イメージが重なっていくような感じですね。

いずれ自他ともに認めるアイデンティティーになります。


生きていればそりゃ価値観が違うもんで多少の摩擦は生じるにせよ、

大きく他者の意見に振り回されずに自分の道をすすめるようになるわ(*^^)v

だから育て直しを楽しまなくっちゃね。




MYヨガメソッド。

自分で自分を認める「認証システム」が心に着かない人のほうが、

過剰に他者に寄りかかるシステムをつくり出してしまう可能性が高くなります。


愛は信頼に置き換えられると思います。

「愛着」→「信頼を着ける」


再統合プロセス7段階。

自覚→自尊心(信頼)→自己価値→自己愛→自己表現→自己責任→自意識

面倒でも都度7段階に当てはめて自分の存在を信頼して認めてあげると、

しっかりとしたアイデンティティーになると思います。







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