適切な対処を学び直すことで終息するもの。
不適応パターン(習慣)を脱出するだけ。
たったこれだけ。
人間は慣れたモノとオサラバするときは恐怖に襲われます。
これを「心配」と呼びます。
人の意識は狭窄し不快な感覚が瞬時に増長し、
悪循環に簡単に陥ってしまうシステム。
だから、
そのことを自覚して、
そんな時こそ深呼吸や腕をさすったりして緩和し、
ちょっと待ってと声掛けしながら意図的に、
気分を上向きにさせると有効なんです。
衣服をなでたり、
壁に寄りかかってみたり、
椅子にもたれかかってみたり、
背伸びをしたりして現実感を取り戻してみましょう。
恐怖が強烈に襲ってきて発症するパニック発作の場合は、
吐く息を長く意識してやってみましょう。(頭でカウントしながらやります)
それからふらつきが出たときは、
足裏に意識を向けて地面を感じます(グラウンディング)。
恐怖からおこる生理作用も、
「起きて当たり前」と肯定し解放するように訓練します。
沢山の苦悩を越えて、
境界性パーソナリテイ障害の最終段階はどうなるのでしょうか!?
自分を統合することが可能になります。
沢山の人たちに振り回されてバラバラだった片鱗を、
ジャッジをせずにぜーんぶ自分と認めることが快く出来るようになります。
恐らくその中でも苦しみ抜いた自分を、
ずっと支えて続けてくれた自分を、
最も頼もしく思う自己アイデンティティーになっていることだろうと思います。
原因がどこから始まっていたのか。
家族関係や歴史を丸ごと受容し、
過去と現在をつなげられます。
しこりからも自由になり、
既存価値観からも自由になり、
自分本来の意見と主体性を持ちなおしていることだろうと思います。
親の前で良い子を演じていた偽りの自己も、
親に抵抗して悪い子を演じていた偽りの自己も、
あれもあって良かったんだと肯定し、
すべて統合した自己アイデンティティーになっているはずです。
それは親の望む姿ではないかもしれません。
それでもあなたらしく生きている喜びを、
あなた自身が強く感じていられることが大事なんですね。
以前反抗期の仕組みで、
親の姿に畏怖し萎縮した自己(良い子)の存在と、
親に抵抗した誇大自己の存在(悪い子)の両方を認めて、
葛藤を越えた境地に辿り着くと、
二つを抱き合わせた中から生まれる本当の自己になっていると、
お伝えしたかと思います。
境界性パーソナリテイ障害の終息も同じです。
自分と他人を丁寧に尊厳できる立派な成長っぷり。
別人格になったんじゃないかってくらい成長しますよ。
回り道をしたけれど、
それも豊かな経験のうちです。
「人と愛情を知る課題」を見事に修了した立派な人たちなのではないかと、
私は思います。
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