まずアイデンティティーの脆弱性がある場合、
ちょっとした異性の言葉や態度に、
一気に飛びつきます。
ひょっとして、それは私(僕)のこと好きってこと!?
一度それに火がつくと、
次から次へと、
「この行為は、私(僕)に気があるんだな」と、
逐一勘ぐります。
というか自己関連づけします。
はい、これはずばり「恋愛妄想」の序幕式。
アイデンティティーの欠如がある人ほど、
かりそめの自我が崩壊することが恐怖なのでやりやすいです。
自分が相手をものすごく気にしてばかりいることを、
反転させて、
相手が自分を気にしているとすり替えていきます。
歪曲。
強い恋愛への渇望、
一心一体化で安心したい渇望、
これらの妄想の実現を願って、
事実をガンガン歪ませて解釈していくのね。
不倫だろうが、略奪愛だろうが、偏愛だろうが、
倫理に反することだって平気になります。
いい言葉がご紹介します。
人間は脆弱であればあるほど、
理論に事実を照らし合わせるのではなくて、
理論に合わせるために事実を歪ませていくと。
この言葉の通りなのです。
異性を獲得 = 妄想の実現 = 所有する目的
恋愛妄想を真実だと思いたいから、
妄想に現実を合わせていくのね(無自覚)。
真実の前に感情が入り込んで邪魔をするのです。
昔、、、邪見って言葉があったわ。
確かに邪な見方よね。。。。
理論を成立させるために、
相手の行動(現実・事実)を歪ませてでも、
つじつまムチャブリ合わせてるものね。
大事なのは、
人をモノ扱いなんてしてないッ!
ちゃんと相手を一人の人として尊重しているッ!と、
顕在意識では皆さま認知しているだろうと思います。
そんな悪党ではないよと、思っていることだろうと思います。
でもね、、、
ものすごーーーく意識をして動機を掘り下げないと、
筋が通らないように出来ているんですって。
それが人間の「心」ってもんなんです。
所有できるか否かに心が奪われているために、
仕事をしてても、
何をしてても、
隙間に相手の姿が頭の中に浮かんで妄想し、
携帯手放せずに側に置いといて何度も見ちゃったりして、
落ち着かなくなるのです。
取られる・無くなる恐怖ってやつが暗躍しているの。
先日ブログで言いましたでしょ、
「もっとも美しいおもちゃがなくなる苦痛」ってやつですわ。
過ぎれば精神病の領域へ入ります。
興奮と快感と刺激を求めるスタンスに始終なります。
内なる空虚や寂しさを穴埋めするために、
ラブアディクションの状態です。
場合によっては妄想性障害にまで進行します。
曖昧で脆弱な性アイデンティティーを脱出しない限り、
現実を歪ませずに対処することや、
こころの平穏はまず訪れないと思ってください。
ちなみに対人依存性と妄想をワンセットで持っている人のほうが、
予想外の現実や結論を突きつけられた時、
強烈な胸の痛みを訴えてます。
自我の崩壊と、恋愛妄想の世界観が同時に崩壊を余儀なくされたために、
恐怖のどん底に突き落とされたように心理上なっているからです。
いつのまにか広がってしまっていた誇大自己の肥大化が撃墜されたのね。
(過去ブログ11/14を参考にしてみて)
なぜ曖昧で脆弱な性アイデンティティーを持つ羽目になっていたのか、
カウンセリングで紐解いて再形成するのは可能ですよ。
妄想の中に留まろうとする恋愛は、
片時もあなたを安心させてくれるものではありません。
妄想は自分のご機嫌を中心に作っている物語。
現実の相手はあなたのご機嫌を取るために生きているのではありません。
相手も己のために今を生きている生身の人間。
あなたの支配のもとに生きるはずもないと知ってください。
まずは自分の中にある病理をしっかり自覚してください。
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