2018年12月18日火曜日

アイデンティティーの脆弱性が恋愛妄想を手放さない

昨日のブログをアップしたら・・・・・、

「先生、早く情報ください」とご感想頂きました(笑)

女性って可愛い生きものですよね~!(^^)!

そうなるはずだよね、ラブ・アディクション扱ってるサロンだもんね。

該当するなら「とにかく落ち着いてーーーッ」と言いたいッ☆


境界性パーソナリテイ障害の発症について、

補足のような内容にもなります。

境界性パーソナリテイ障害は、

性アイデンティティーの獲得の失敗と、

青春期心性の延長と深く関わっているからです。


特に、

口唇期(乳幼児期)に関わる意識の伴わない形成不全があった場合、

その後の人格形成は土間打ちが上手くいってない構造物のような状態です。


そのため、

日々の苦痛を緩和してくれるものに、

幼少期から自然と自我を助けてくれるものに、

「妄想」を選んでしまうことが多いんです。


この妄想は、

自我の崩壊とナルシズムの崩壊を防ぐ最高の防衛手段です。


自我と自閉的世界観を守り抜くために、

現実を歪ませて認知していくのが特徴とも言えます。

自分の理論に、現実を歪ませて合わせていくのよね。


恋愛妄想はそれが顕著に現れやすい。

また見逃されやすいんですのよ、、、


恋愛妄想は、

自分が相手に好意を寄せている状態を一度認知すると、

途端に自我を防衛するために、

主体の反転をして認知していきます


その主体の反転が影響して、

彼らの激しい求愛行動が起こります。

この求愛の行動に巻き込まれる経験している人は、「????」が普通。

どこか変なんです。

事実や現実とズレて、

度が過ぎているからだろうと思います。


急接近の行動は、

「相手はきっと自分に好意を寄せてくれているはずだ」の認知だから起こっています。

頭で想う以上に潜在意識は、

見返りはきっと帰ってくるはずと激情に呑まれちゃってます。

だから相手の一問一句に「きっと○○なんだわ」と妄想が繰り広げられ、

都度自分よがりの理論を正論と思い込み、

妙な自信となって突き動かしていきます。

その刺激はご本人にことのほか刺激と興奮と高揚感を与え、

もっともっととエスカレートを促します。

ドーパミンジャンキーです。


青春期心性をすっかり終えて安定している人は、

まずしません。


しかし、

青春期心性真っ只中の人や、

年齢不相応に青春期心性を引きづってしまった人は、

妄想が正論と化し、

対人・恋愛・ロマンス依存症を併発し、

相手のパーソナルスペースに急激に入り込み癒着することを、

自ら良しとしていて止められないのです。


この状態に至って身近なお友達に相談したところ、

「相手の行動は、別にこれと言って特別な意味はないんじゃないの」と、

アドバイスが返ってくるとまず聞き耳持ちません。

ずどんと頭の後ろや胸の真ん中を痛みが襲ったりしてます。

不愉快でしかありません。


むしろ「そうだよきっとッ♪」と応えてくれる人や、

「やっちゃいなよッ、チャンスじゃん♪」と煽ってくれる人を、

もっとも側に起きたがります。


それも特徴と言えます。

青春期心性を持ち続けた人同士でつるむもありな世の中です。

境界性&自己愛性&依存性の3タッグ。

見渡せば自分の心の世界が、丸ごと外に反映してたりします。


古く昔から伝えられていること。

普段から良友を持ちましょう。



明日へ続く。











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