2018年12月17日月曜日

性エネルギーの抑制不全から起こす恋愛観

ふと思い出しました。。。。

そういえばもうすぐクリスマスですね。

クリスマスといえば「恋人たちの季節」なんて代名詞もありましたっけね。


そこで先に性エネルギーの抑制に失敗をし、

性アイデンティティーの獲得に問題があった場合のお話をしておきますね。

これも青春期心性の長引きが結構ハッキリと視られる分野なんです。


進級や進学、就職や転職などで規範から解放されると、

人は無法地帯に放り出されたも同然になるわけです。

自由な雰囲気に性エネルギーは自己の正当性を声高々に歌い出すのね。

これで逆に自己アイデンティティーを失っちゃうのです。


衝動的な行動へと向かってムチャブリをし足元を掬われてます。

場の変化を機会に路線変更が暴走し、イタイ結果を出していきます。

そこに良く関与してくるのが異性関係と性生活なんです。

性アイデンティティーの獲得の失敗と、

境界性パーソナリティ傾向は双方に影響を及ぼし合っています。


そういった事情を持っている人に限って、

夏休み、クリスマス、年末年始、バレンタインのようなイベント期に揺さぶられ、

衝動的行動を起こし後で抑うつ傾向になってたりします。

だから取り急ぎ性アイデンティティーを先にやってしまいましょう。



では始めます(*'ω'*)

性エネルギーは児童期後半や思春期あたりに、

身体的成長から自然発生するものです。


女性は月経や胸のふくらみなど、

男性は夢精や声変わりなど、

生殖器ホルモンの影響で大きな変化が現れはじめます。

ホルモンの影響で興奮を起こしやすい時なのです。


今までは気にならなかった異性がやたらと気になり緊張したり、

それに伴う心理・身体のそれぞれに対応を追われます。


欲動的とも能動的ともいえるような荒ぶるエネルギーが自然発生しています。

外面的には異性を意識するとともに、

内面的には生理的作用に適応をしなければなりません。

抑制するにしても、とても大きなエネルギーを要します。


対応を可能とする精神構造もまだ未熟なために、

多くの対処の仕方を誤ります。

頼みの綱は年齢が低いほど親なのですが、

普段から親が抑圧的だったり厳格だったり、

高圧的で暴力的だったりすると説明もホローもままならず、

それが性アイデンティティー獲得の失敗に加担します。


性エネルギーの抑圧が過ぎればいわゆる「むっつり系」で、

人の目を気にする過剰なヨイ子の振る舞いに至りやすい。

一方、過剰放出は「乱交(性的サディスティック)系」です。

上手く表現できない分だけイライラが募ります。

それまでは内気で神経質な子でも性エネルギーによって、

反抗期が急激に強くなったりすることもあります。

どちらもエネルギーの抑制機能が極端な状態に偏りやすい特徴が作られます。

幼いその行動が原因で、異性に不認証されてしまう経験を余儀なくされるのよね。


一つ前の境界性パーソナリテイ障害でお話をしましたが、

境界性パーソナリティ傾向がある人は、

過去の異性関係の歴史を振り返ると、

かなりの高い確率で性アイデンティティーの問題を併存して持っています。


くっついては離れるの繰り返しとか、

裏切りや浮気の経験とか、

境界性の問題からか母性や父性を感じる人に対して、

場をわきまえず抱きついたり、

妙な仲間意識を過剰に出すものだから、

からかわれたり指摘を受けたりでイタイ経験をしてたりします。


10代の頃から性関係が解放気味だったり、

もしくは最初はむっつり抑圧気味だったけど、

ある時期を境に極端に解放気味へと変わってたりします。


でね、

この時期になんでこの話を持ちあげたかというと、

クリスマスの時期って、

巻き込まれる人と巻き込む人がいるからなのね。

世の流れに便乗しなくちゃって感じだろうと思います。


当事者にならないようにするには、

あなたの中に脆弱なアイデンティティーがあるかないか、

愛着の不安定があるかないか、

境界性&自己愛性の問題があるかないかが分かれ道。

ずばり大人になれてない状態の心理。

青春期心性があるかないかなのよね。


そこで見抜くスキル欲しくありませんか?

コツは理解です。


異性や恋愛を前にしたとき、

青春期心性を持ち続けている人は、

①隠すか

②関係ないと思っているか

のどちらかなのね。


立ちの悪さは①の常連組。

刺激が欲しくて行動してしまう人たち。

繰り返しやってきている人です。

年齢が上がっていれば、それは自覚があって当然です。


常連組の中には『わかっちゃいるけどやめられない』は表向きで、

『やりたいからやめるきない』

『やりたいからわかりたくもない』の性分もいると知ってください。


境界性パーソナリティ傾向の人は刺激と興奮が欲しいため、

巷の恋愛術を鵜呑みにして、

もっと素敵な恋がしたいとか、

誰かに自慢できる刺激を手に入れたいとか、

早くにアクションしないと取られちゃうとか逃しちゃうとかで、

情報さながらの求愛術や急接近を企みます。


常連組でもっとも問題になるのは、

境界性パーソナリテイ傾向と反社会性質のドッキング。

異性に惹かれるけど異性は自分をどうせ捨てるから嫌いの感情があるタイプ。

最初は威勢が良くちょい悪チックにアピールしてますが、

身内に入ると最初に見せていたステイタスは、

華美に繕うこだわりでしかなく、

実はメンタルがかなり弱く、

逐一傷つきやすく気にしやすく、

ご機嫌を自分で取れずなかったりします。

獲物を確保し傷つけては、ごみのように捨てるタイプです。


境界性パーソナリティ傾向でない人なら、

妙なご機嫌取りや好意的行為、

急激な求愛行動に『なんだ????』で体内センサーが対応をしがち。(←飢餓感がないからね)

恋愛感情よりも相手にはしっかり『不信の興味』がまず湧きます。


癒着行動は「人をどこかモノ扱いしがち」だから、

今取るか取られるかの行動に自然となってます。

そのためやたらと気に入られる行為をします。(←ポイント)

これはマーケティングスキルで使う「返報性の原理」を使ってるだけ。


ハネムーン期(好きの高揚期)の行動は観察のねらい目です。

境界性や自己愛性の問題を持ちこしている人かは、

ゼロ百思考→興奮と撃沈、

白黒思考や部分的思考→勝手な思い込み、

承認欲求の強さ→接点を取りたがる、

見返りのない者やご機嫌を取ってくれない者には、

手間暇かける必要がない心情を理解しておいてください。

猶予時間を持てる人と、猶予時間を持てない人に分かれるってことです。

的が外れていれば自己防衛に即入りますから。

これ見分け方の一つで使えます。


まだまだありますです、続きは明日。









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