2019年3月2日土曜日

青春期心性の長引きの影響は介護にも及びます

介護に向けての豆知識。

(一日分に盛り込んだらちょっと量が多くなっちゃった、時間のある時に読んで)

今だ女性のほうが介護を担うことが多い実情があります。

そのため問い合わせも、

女性からのほうが圧倒的に多いと言います。

今日のブログは介護事業や、

医療事業に携わる方々からの意見をまとめた上で、

お話ししますね(^^ゞ


介護の壮絶さは携わった者だけが知っています。

心の年齢がダイレクトに出やすいのが介護期なんです。

介護期の苦悩を軽減するには、

その道のスペシャリストを利用すること。

経済事情も各家庭であると思いますので、

市町村の相談窓口、介護保険課を利用することをオススメします。


たった一人の介護者に多大な負担がかかり、

共倒れにならない工夫が必要です。


男性は50歳を過ぎた辺りから、

情動コントロール力が女性よりも早く弱化していくと言われています。

怒りやすくなるのね。

ということはその前に改善策をたてること。


女性は現実主義、男性は理想主義。

子どもの頃から育て方が違うほうがいいというくらい違いがあります。

義務と責任を果たそうするその思考脳は、

やれるはずの自分から物事をどうしても構成しやすい。

それが現実の壁とぶつかって、

ガツンと本腰に調整され始めるのが、

「中年の危機」といわれる40過ぎから。

アイデンティティーの成熟に向かうこの時期はねらい目。

お互いを思いやり、

そう遠くはない介護期の話を、

持ち出しやすくなるチャンスなんです。


チェックポイントは、

青春期心性の特徴を中年期まで引きずっていると、

自分像がバランスを崩しています。

極端化している傾向がとても高い。

40歳になるというのに、

今だにアイデンティティーが脆弱で獲得が出来ていないと、

世代交代や育成には目を向けず、

他者との関係を避けた一人暴走に至りやすく、

自己満足や自己陶酔にひたすら陥りやすくなってます。

(独り身が長い、晩婚化の現代はとても多いです)


・一見従順そうでおとなしく、感情を抑圧しやすいタイプ

・自己愛が強く人を優劣で捉えやすいタイプ

伴侶がこの二つのタイプの人は、

本腰を入れた方向転換をしておく必要があります。

(過去ブログの中身は使えます)


この二つのタイプは外見上は真逆です。

大事なところは内面と外面の関係。

・従順人格は、内面で破壊アイデンティティーをもってたりする

→感情抑圧の反動で鬱屈したエネルギーを溜めている

・支配人格は、内面で幼児のようなアイデンティティーをもつ

→支配される側になって相手を牛耳りたいエネルギーを溜めている

サドとマゾのエネルギーを持ってして、

バランスを取っていることが珍しくありません。

未統合の現われなんです。


伴侶とのバランスも表向きは、

①おとなしい男性とおとなしい女性のタッグ

②おとなしい人とヒステリー性の人のタッグ

③外見は社交的に映る演技性(ヒステリー性)の人のタッグ

3パターンとも依存性が優勢。

そのため介護期になってすったもんだを繰り返します。


おとなしい人が認知機能の問題で感情失禁しやすくなったり、

支配人格が人に甘えさせない冷酷人格をさらに持ちだし、

過剰に要望を強要するようになったり、

外部に出れば帰宅願望が強くなったり、

誰かが居ないと不穏になり頻繁に徘徊したりするのは、

本性が現れたと言ったほうが当たっていることも多いんです。


回避策は、

コミュニケーションスキルを伴侶との間でしっかり開発することです。

二人で取り組むこと。

主従関係やお互いにことなかれ主義は要注意です。



女性陣は男性というイキモノを学んでください。

男性が自分の無力さをつくづく感じるときはいつですか!?の質問に、

「病院にいるときだ」と答える人が非常に多いと言います。

頻繁にナースや女房に用事をつくって関わろうとする。

ナースコールも圧倒的に男性のほうが多いと言います。

安全基地を求めた幼児の行動と、

ほぼ似た心理に簡単に陥りやすい。

医療関係者の証言とも合致してます。


また「男のこけん」を非常に気にします。

アドバイス一つにしてみても、

女性には「こうするとイイよ」と、

勘所を突いてしまうほうが良かったりしますが、

一方男性にこれをやると、

「プライドが傷つく」「やる気をなくす」「すねる」になる。


勘所に触れずに「○○上手ですね~、Aさんはそれ得意なんですか!?」とかって、

やれている所を引き上げるほうがコミュニケーションがスムーズです。

女性以上に男性は、

「出来ないこと」に目を向けることが苦手と思っておいてください。


女性と男性では、

「地球人と火星人」レベルの違いがあると思っておいたほうがいいの。

介護は労力だけでも物凄く大変なところに、

心労が重なりやすいので、

長期戦を一人で熟すのは、まず無理だと思ってください。

猶予期間を上手く使って、

介護期の大変さを共有し、

了解を得ておくことをおすすめします。


要注意タイプ→唯一女房に依存型

・勝ち負け観念が強い

・征服欲が強い

・プライドが高い(隠れ頑固を含む)

・謝らない

・承認欲求や肩書にこだわりを持っている

・几帳面

・人嫌い(基本的不信感)

・体裁屋(二面性・裏表あり)

・老いることに否定的

・介護は女房のみを望む、子どもや他人の介入を嫌う

・無趣味もしくはフェチ的

・友人が少ない

・寂しがり屋、甘ったれ

・天邪鬼

・嗜癖を持っている

・肝機能に問題を持っている



このタイプって、

介護が必要な症状が現れたとき、

まず外部への協力要請を拒否したがります。

イライラ・怒りで応戦するのが常。

しぶしぶ介護認定を受けると、

決まって「やれる・できます・必要ありません」と、

身の丈以上に介護認定調査員にいい顔をします。


そのしわ寄せは奥様に全部かかることなど、

ご本人は全く眼中にない。

それは女房なんだから当然とばかりです。

女房には身の回りのすべてを任せ、

母親代わりをさせてきた人は、

かなりの要注意型なんです。


時すでに遅く、、、、バッチリ当てはまるケースなら、

必ず後でご本人のいない所で、

介護認定調査員に一声かけることをおススメします。

(介護保険利用中ならケアマネジャーに)

名刺を置いていってくれると思います。

あちら様はスペシャリストなので、

そのことを聞くと検討をつけてくれますからね。

その後のカンファレンスや介護計画にも影響します。


ひとり悩まず誰かを必ず頼ること。

一緒にチームを作って関わることです。


女房に倒れられて一番困るのは、

亭主ご本人です。

「私が倒れたら、誰もあなたを面倒見る人がいないわよ」

これ使えます常套句。

夫に過剰な要求を受けて辛い時は、打診していくこと。

ケアマネに相談し、

短期入所(ショートステイ)も考えることです。


それから、

要注意型の父親を持った子どもたちの名セリフ。

「大きな子どものような父親を、

一人残されても困ります。

私たちは母親のように面倒見切れません」と、

はっきりなだれ込んでこないように、

境界線を引いて訴えていますね。

これはものすごく多い(>_<)

子どもにガツンを言われるもの、

目が覚めるためきっかけになります。


機能不全家族。

家族不和の原因に親が全く気づいていないケースを、

数えきれないほど見てきましたよ。

理想主義を固定観念化し高齢者まで引きずってる人は、

自分は手厚く家族にケアしてもらえると、

勘違いしているのが常。

家族を犠牲的に扱ってきていることに全くと言っていいほど無頓着。

客観視出来ていなかったツケを、

介護期に受け取る羽目になってます。


ということで女性陣。

男性を見る目を持ってください。

それは男性を変えるのではなくて、

女性が屈することなく情報を共有し、

利口な選択をする力を備えていくことです。

強くなるのではなく賢くなること。

是非方向転換を検討してください。

早いにこしたことはありません。








湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
☆電話カウンセリング専用ダイヤル開設 0467-**-**** 受付START☆
メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応可
ラブアディクション専用電話心理カウンセリングSTART(非会員様受付可)
https://www.ryohanamizuki.com/
自然療法の宝物☆アーユルヴェティックライフ♡ブログも不定期更新中
https://www.ryohanamizuki.com/blank-2