2019年3月18日月曜日

傾向から病理を検討し予防線を張るようにする(征服欲)

『ならないようにする』

それがメンタルヘルスの意義でもあります。

なってしまう前に予防線を張って回避する。

そのためにブログを利用して頂けると嬉しいです(*'ω'*)


風邪を引かないようにする。

そのために色々と対策を練りますでしょ♪

それと似たようなものです。


青春期心性は、

①症状が体を通してハッキリと解りやすいモノの部類

・摂食障害、拒食症、過食症、

・リストカットなどの自傷行為

・本業をなぜか避けていくアパシー

・自己喪失による軽いノイローゼ

・思春期に起こしやすい誤認からうまれる軽度の妄想

・家庭内暴力

・登校拒否、無断外泊、


②人格形成の問題に起因する部類、

・アイデンティティー獲得についての問題

・挫折体験による問題

・青いとり症候群など

・愛着の問題


③夜遊び、暴走行為などを含む非行、

不純異性交流、希死念慮、自殺など逸脱症状の部類

④上記以外のもの

・風邪に似た症状 

・微熱

・下痢や便秘など胃腸障害

・旨の痛みや息苦しさ

・のどの痛み

・咳、喘息傾向

・湿疹やニキビ、肌のかさつき

・背部痛、腰痛、頭痛、肩や首の痛み

・しびれ

・難聴

・副鼻腔炎

・体重増加や減少


一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

世間一般的にも認知されていて、

解りやすいと思えるのは①③。

②については専門家クラスの領域になっていると思います。

④はあえて付け加えさせていただきました。

誰でもなる症状。サロンに訪れる方々の症状です。


症状から検討し対処することが大事です。

来た道を引き返すことは出来ませんが、

来た道をヒントに、

軌道を変えることはいつだって可能です。


青春期心性の状態では、

診断にものすごく慎重になると先生方から聞かれます。

神経症にも精神病にも片足を突っ込んだような感じで、

良くなったり悪くなったりの繰り返しだからだそうです。


必ずしも原因は一つではありません。

DNA、家庭環境、人生で出会うすべてのモノによって、

私たちは人格を形成します。


曖昧な社会慣習の中で、

何とか常軌を保とうと多くの人が努力をしています。


自らを訓練しリカバリー能力を上げて、

自力の風紀をつくって世を渡っていくことを考えませんか。


おすすめのメソッドがあります。

もし悶々としたらすぐ使います。

年齢性別問わいません。


人間が悶々とする原因の根源は、

『征服欲』です。


自我の意のままに征服できないから腹が立つ。

だから征服欲をまず手放してください。


「あっ想い通りにしたかったんだな」とつぶやくだけでも、

感情の激化が早めに鎮まります。

これだけでも予防線を張ることになります。


事実を受け止め晒しているのとほぼ同じです。

感情が落ち着いたら、

新しい成長した自分になるメタテーマを優先。

状況をしっかり見つめて対処法を考えます。

誰かに打ち明ける勇気を持ちましょう。


気になるところでは、

やはり30代中盤以降の方々の場合です。


中高年になるともっと大変。

10代20代の青年期よりも予防線を張りやすいだろうと思われるのですが、

実はその年代ではないから問題が食い止めずらくなるのです。


征服欲が増大してる。

掘り下げます。

征服欲とは赤ちゃんのときの名残。

周りのすべてを征服して、我欲を満たすのが目的。

これは誰もが持っています。

しかし年齢が上がると知能が発達した分だけ、

歪んだ喜怒哀楽も多種多様。

代償行為が上手になってしまうんですね。


例えば発散に使う遊び方や恋愛でよく起きること。

未成年の段階で大人の目をくぐり、

羽目を外す経験をしてしまった人は、

規範に対する反動で、

エネルギーが衝動的に暴発したって認知をしているんです。

つまり親や社会に対する反抗でやっていたんだと、

さっさと気がついて落ち着いちゃうんです。

20代のうちに「昔は馬鹿なことをやってたもんだな」となるの。


ところが、

ずっと親の言いつけを守ってきた真面目さんや、

心理に優等生アイデンティティーや強迫性を伴っていた人は、

親の目を必要としなくなった年齢になるまで、

反抗すらできなかった人が多いのね。

抑圧の経験が長い分だけ征服欲は増幅します


やっと出会えた夜遊びや異性交流で羽目を外した経験が、

異様な興奮と快感になり、

『勝者感覚』が全く抜けずにやめられないってわけ。

やっとこさっと手に入れた解放感からジャンキー化しやすいのよ。

心象世界は世を征服したボス猿状態。

だから幾つになっても、

そういったたまり場や遊びから離れられないのです。

戻る=惨めな自分

なのね。


中高年層の人は特に、

心の年齢に相応しい集まりにしかなっていません。

予防線を張ろうにも、同類に囲まれてしまうために、

識別できず脱出が難しくなる仕組みなんです。


少年少女犯罪で、

中高年層をターゲットに選んでいるモノがあります。

それは実年齢は違うけれども、

心性の中身を見抜いてやり玉にちゃっかりあげてます。


恋愛嗜癖のセクションからの例では、

すごく年下の女の子に慕われて、

散財しちゃう中高年男性なんか、

これのケースにドンピシャです。

境界性パーソナリティ傾向の少女に父親のように慕われて、

大興奮した挙句、、、、、のパターンね。

少女の中の闇を受け止めるだけの器がないと、

共倒れ。



ということで、

行動の動機にある征服欲について気がついていると、

身体症状や親子関係の舵取りがとても楽になりますよ。


明日から、

ケースをちょこちょこご紹介していきます。

これは心理学や精神医学に携わる方々が共有している情報です。

社会的にすごく多いケースってことです。


正常な生活へと帰還する道標としてブログを提供します。

ケースの向こう側に合った背景をつかみ取っていってください。

ちょっとした対処法も随時加えながら進みます。

該当する方は沢山の仲間と一緒に、

悩みを越えて前進するんだと想ってね(^^ゞ

子育て中の方はしっかり学んで活用してください。


 
 
 
 
 
 
 
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