性アイデンティティーの獲得の問題。
周りの同性と比べて、
自分が劣っていると焦りだす。
スタイル、お化粧、服飾、恋愛事情などに注力します。
外見を異様に気にするようになっていきます。
第一段階は人前を嫌がったり、自分を嫌ったり、緊張しやすくなります。
拒否気味が始まります。
第二段階は心気症状の倦怠感・不安感・焦燥感・離人感のどれかと、
昨日挙げた症状のどれかが現れ出します。
第三段階では、食欲異常。
それゆえにダイエットに没頭するとかしますよね。
身体に異様に拘り始めます。
これは自意識過剰(エゴの肥大)によって、
注目を浴びているはずとどんどん思い込んでいくからです。
他者と自分を比較し優劣で捉え、
アイデンティティーをつくろうと必死になってます。
黙って雑誌のモデルを参考にして、
強迫的に追従・記憶・模倣をしていったりします。
しかし早急解決が難しい、
優位になかなかなれない。
他人が羨ましく映る。
それで嫉妬が生まれる。不愉快。
理想の自分像が崩壊しかねない危険を予知していく。
自分が外を過剰に注視していることを他人に投影し、
相手がこちらを見ているとしていきます。
きっと○○って思っているに間違いないと、
常に先入観を持ちだして、
機嫌がますます悪くなっていく。
第四段階は、やる気を持ち出してみるが持続はしない。
浮き沈みの激しい気分の変動が起こります。
無気力に引きこもるかと思うと、
突然興奮気味になり派手に遊びだしたり、
過剰に管理し始めたり、
八つ当たりが始まったりします。
アイデンティティーの獲得が失敗に終わると、
神経症の症状が多分に現われてきます。
軽度で心配性による睡眠障害とか。
食欲異常は拒食や過食、
ならびに過食嘔吐などの摂食障害へと進行します。
自信喪失。
自尊心が欠けていく。
無力な自分を許せない。
やめたいんだけれどやめられない。
だから代償行為を求めていく。
嗜癖や依存症へと向かっていきます。
随伴して悪口が聞こえるなどの幻聴や、
被害妄想が現れることも。
自己視線恐怖や自己臭恐怖などは被害妄想の代表です。
さらに進行すると大人と同じ精神疾患へと向かいます。
本来の学びは、
優劣ではない魅力を見つけるだけだったのに。
裁かれる恐怖のほうが強かったために、
悩みの種の「ダメな自分」の抹殺を考え出し、
迷路に入ってしまったんです。
これがずっと中高年に至るまで持ち越されている人がいます。
悩みはけして悪いモノではありません。
悩みはあなたの個性を、しっかり見つけ出す機会を与えてくれるだけ。
悩みはあなたらしさを取り戻すためにあるものなんです。
今からでも遅くはありませんので、
経験の意味づけを変えていきましょう。
自我の崩壊の危機に晒されても、
それは恥や終わりではありません。
なのにどうして晒せなかったのでしょうか!?
ちょっとした原因が見つかりました。
ここに着目していきます。
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