※お読みいただいている皆様へ※
現代社会で代表的なケースを公開していこうと思います。
なぜ多くの人が該当してしまうのでしょうか。
それは人間の習性でもあるからです。
『どのような条件下にいると、人は発症しやすいのか』
『育成とはどういうことなのか!?』
その目線でお読みいただきたいと思っています。
≪夢を追い続けるようにいつまでもどこまでも少年少女のケース≫
ピーターパン症候群。
別名大人になれない大人たち。
大人社会から離れてどこかで遊んでいたい気持ちがずっと残り続けてしまった人。
軽い異常を示している心情。
表向きアイデンティティーは、
天真爛漫と言いたげな幼児性
すこぶる明るく楽しそうに振る舞うそぶり
冒険好き、好奇心旺盛、遊び上手、趣味多様
イケてる感じ。
ところがそのアイデンティティーの向こう側には、
責任感の欠如
嫌なことからはひたすら逃げていたい
不安や孤独
基本的不信感
どこか寂しがり屋
性に対してちょっと難を示す。
回避依存症の傾向にみられる心情でもあります。
関わりたいんだけど、
突っ込んで踏みこまれることにどこか臆病。
身の置き場が定まらず、
常にフラフラと探している状態です。
どうしてそのようなアイデンティティーになってしまうのでしょうか。
養育環境を掘り下げます。
父親
・仕事本位で家族を顧みない
・家族との関わりはほとんどない
・帰宅をしてもテレビを見るだけ
・食事の時間も黙っているし団欒が成立しない
・会社や社会の情報を子どもたちに教えて話す機会はない
・たまに口を開くと人を無価値化した文句や批判になっている
母親
・主体性に欠け家族の世話を焼くだけ
・社交的ではない
・夫に何かを言われれば黙るかおろおろするだけ
・明るく楽しく生活している感じはしない
・社会性や仕事のスキルがない
・いつも疲れた感じやだらしなさを感じる
このようなタイプの両親で、
家族の温かさを感じることが少ない養育環境です。
二人が顔を突き合わせるとケンカ。
家庭の中にも、
社会に出ても、
自分の居場所がないようにいつも感じています。
基本的不信感になっています。
子どもの頃から親に笑顔で受け止めてもらった記憶が少なく、
関わり方が全くわからなくなっています。
愛情を求めて親に向き合っていこうとしても、
親が子を疎ましく思っているような受け答えをしていたり、
自分のほうが大変でそれどころではないと言わんばかりに、
オロオロとしていたりと、
父親や母親像は別でも、
家庭に失望しているのが共通しています。
自己表現の幼さは家庭の中で、
その場凌ぎにピエロのように明るく振る舞ってみたり、
大げさに振る舞って関心を寄せて貰おうとした経験から来ています。
ビッグマウス傾向。
天真爛漫と言いたげな幼児性はどこか大げさです。
起こりそうもない、
また実現できそうもないものに、
身を投じるような妄想を作りがちになります。
そうすることでしか心の虚無感が埋まりません。
虚無感が大きければ大きいほど、
大きな出来事が起こらなければカバーできないのです。
それが冒険的な方向に向かっていきます。
彼らの子どものような夢物語に、一度はつき合う必要が出てきます。
その出来事を通して、
真っ向から受け止める訓練を親子一緒にしていきます。
非現実と現実の逆転をさせないように、
お話を沢山する工夫が必要です。
現実に戻ってくるように時間をかけて話し合いをしていきます。
現実的な生活にある楽しさを、
一緒に見つけながら味わうことをします。
子どもを囲んでの団欒がなかったこと、
会話が途切れるか無いに等しい状態が長期に続いて、
心はとても寂しく孤独を感じていたことを、
ご両親は受け止めてあげてください。
再起をかけた団欒づくりに励みます。
親の態度が変わることが先決。
子どもは親が口から言ったことより、
親が態度で示したやったことのほうを覚えるものよ。
これを忘れないでください。
また、成長過程において、
男の子の場合は父親、
女の子の場合は母親、
同性の親が大人の男女に相応しいイメージを見せていないと、
男らしさ、女らしさが頓珍漢。
検討がつかず子どもは、
男女性アイデンティティーの獲得が迷子になります。
男女性アイデンティティーが不明瞭だと、
その先の、
性アイデンティティーの獲得も迷子になります。
これについてはシンデレラ症候群の後にやりますね。
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