2019年3月22日金曜日

青春期心性と甘え損ねと境界例


親御さん向けのブログ。

長くなっちゃったわ。

3/8の「子どもは親を見本にしている事実」と、

3/10の「大人は裁くより晒して見守る器を持っていく」と、

3/21の「子に期待をして親が非常に干渉するケース」と、

今日のブログを一緒に読んでいただけるとよろしいかと思います。


子どもを良く裁く人は甘え損ねの代表です。

外では温厚な人柄に演技しておいても、

家庭では厳格冷酷人格を持ち出して、

子どもですら甘えさせる余裕がないことが非常に多いです。


裁くのは、

自分のほうがよっぽど甘えたいんだッ💢の表れ。

子どもであれ構わず即断即決を望み、

人に甘えさせないことで、

自分の要望を重視するテリトリーを確保したがります。


また、

裁いている間は、

「自分は裁ける側の人間である」となっていて、

自己顕示欲と優位性を満たすものにもなっています。

万能感が広がってるのね。


けれどこれは親自身の情緒不安定の要素を、

子どもを裁くことで解消しているに過ぎません。

親が子どもに受け止めてもらおうとしている事実があります。

ここはしっかり押さえておきましょう。



掘り下げます。

家庭外では、かりそめの自立心人格。

お饅頭の皮(久しぶりだねこの言葉)。

これは理想の自分アイデンティティーです。

エネルギー全開モードの演技性とも言い換えられます。


演技ですので非常に労力を要します。

他者の評価を逐一気にしての行動なので、

緊張が続き心労が続きます。


そんな疲労を持って自宅に帰るんですね。

するとどうなるでしょうか!?

家族に過剰に甘えさせてもらう必要が出てきます。


誰に面倒をみてもらって、甘えさせてもらうと言うのでしょうか!?

子どもを含めた家族中です。


伴侶がダメだった場合、

次は子どもです。

子どもが快く受け止めてくれないと、

ヒステリーを起こす仕組みです"(-""-)"


3/8日のブログを引っ張り出してもう一回ここでご紹介すると、

*******

何やってんのッ💢

バカッ💢

どうしてそうなのッ💢

何度言ったらわかるのッ💢

だから○○って言ってるでしょッ💢

何がそんなに気にくわないのッ💢

○○しておけばいいんだッ💢

そんなことを言われても、知らないわよッ💢

誰かに聞いてきなさいッ💢


ルール一つにしても、

親が口にする言葉はほとんど、

命令型、拘束型、監視型になっています。

また、どうしてそれが必要なことなのか、

親からの説明がまず見当たらない。


結果、

服従を強いられた子どもたちは、

納得のいかないレール(言いつけ)をいつも歩かされ、

そこから外れるとすぐさま裁かれ、

非難や批判をされる恐怖に陥っていて、

何も晒せずにいました。

*******


このように子どもたちの甘える領域を取り上げて、

自分の甘える場所を確保しようとする言語が、

口からバンバン出てきてしまうんですね。


甘えたい人格は必ずと言っていいほど、

弱者に同情の強要をしていき、

自分の手足になってもらうカプセル化を狙っていきます。


これが境界線をなぎ倒した人間ドミノ倒しの構造です。


やってしまってた人は、今イヤーな気分になっているかもしれません。

でも知らなかったら大切な家族との絆が断ち切られてしまうでしょ。

それは辛いはずです。


甘え損ねの連鎖をどこかで食い止めるのに協力してください。


外交人格の緊張→頑張りを加減してください。

優秀アイデンティティーは必要ありません。

そっちは早い話がかりそめの自己だから。


そちらではなくて、

かりそめ状態をずっと持続できない自分が現実の自分です。

妙な公用での頑張りを少なくすることで、

精神症状の躁鬱循環が加減され、

当たり散らしをしないで済むようになります。


子どもに自分の手足になってもらって、

なんとか非現実の優秀アイデンティティーの持続を、

公私ともに図ろうとしていたのね。


肩の荷を下ろしたかったんだとわかると、

そんなことをするくらいなら、

もうやめよってなるのよね。


非現実アイデンティティーと現実の逆転に気づいて正常に戻れます。


ここでしっかり向き合って、

手放ししちゃってください。



中には、

育ての親に甘えることがゆるされなくて、

かつ自分の子どものために受け止めることばかりしてたら、

自分は一体どこで甘えたらよいのでしょうかと、

質問を受けることがあります。

機能不全家族の中で育った親御さんの言い分はもっともです。


だからお伝えします。

加減をしてよいと許可をすることこそが、

愛を知るきっかけになるんです。


愛を知らないで育った人は、

愛とは何かを深く知って、

自分で作って実感する人です。


人生がなんだかうまくいかない原因は、

受け止めてくれる人が居るような感覚が、

身に着いていなかったことが原因だったんだと深く知る人なのよ。


真の愛情の存在を、誰よりも強く実感するために生まれた人よ。


真の愛情が育ってくると、

むやみに自分を裁かないし、

加減が出来るようになるから、

「前よりもラクになりました」と、

人って言い出すのよね( `ー´)ノ

人も環境も変わらないのに、

なぜか楽になる♪と言い出すの。



それから、

ドミノ倒しをやめたことで幸せになってる子どもの笑顔を、

しっかり受け取れます。


子のありのままのアイデンティティーを、

しっかり受け止めることにもなるの。

裁かない言動をしていないだけでも、

安心を与えてくれる親になってます。


あなた自身も子どもの頃に親に裁かれている張本人なので、

親が穏やかであることを望んでいる気持ちは、

良くわかるのではないでしょうか。


育ての親にはできなかったことを、

自分は育児で成し遂げてますでしょ。

家系伝搬を食い止める大役を完遂した風雲児です。

育ての親より精神年齢が上をいってます☆


育ての親に愛情不足について文句を言ってもケンカになるだけ。

それでは真のツワモノではありません。


真のツワモノとは、

相手の幼さを筋を通して諭しきることです。

あなたの器の大きさが世代交代を余儀なくさせます。

そのうちに何も言ってこなくなるわよ。

(ずっと拗ねまくりな自己愛親もいますけど、気にすることないです)


征服欲による人間ドミノ倒しに溺れない、

それが真のツワモノで大人です。






おまけ雑談。

心理に携わるお仕事をしている方々より。

なぜか知っている。

「子どもより、うちの亭主を何とかしたいッ💢」

「子どもより、亭主のほうがたちが悪いッ💢」

と妻が苦悩していることを。


「甘え損ね」タイプの亭主を、

若かりし頃に選んでしまっていた妻の苦悩ね。



①かりそめの自立人格→公用、ビジネス仕様

②厳格冷酷で人に甘えさせない人格→妻や家族の前

③甘えたい子ども人格→娯楽や趣味、色恋沙汰のやりたい放題


これは昭和ビジネス男の闇といってもいいね。


このまま老後に向かうのかと思うと、

ぞっとすると妻がもらします。


どうしてそのような言葉が出てきてしまったのかというと、

気づかされたのよね。

平成っ子の男性のほうが、

夫の精神年齢より上をいっているのに気づく。

子ども世帯の夫婦関係がとてもバランスが取れていて、

羨ましく思うのね。


難しくはありませんよこの仕組みは。

昭和ビジネス男衆を父親も含めて見て、

違った道を行こうと平成っ子は思っているからです。


妻を裁いて夫に従わせている姿を、

子どもたちは目の前で見ています。

母親の姿を見て、

自分は妻を大事にしようとする男の子も多いのよ。


それから、

父親の①②③人格の使い分けと分裂状態を見て、

精神構造を言葉なく学んでます。


子どもが良く使う常套句。

「うちのお父さんは○○じゃないとイヤだからね」

割り切ってますよしっかり。


おまけに仕事に行けば、

父親と同じ表向き①人格を持った人が、

上司としているし。


見分ける目を持っている平成っ子が多いのよ。


別行動をする自分たちを視て、

昭和ビジネス男衆がイライラしているのも、

ちゃんと知ってます。

で、同一化を選びません。


これはね、

昭和という同じ時代を生きても、

親世代との境界線をしっかり引いて、

早めに昭和価値観を看破し、

育ての親とは違う家族関係を早くから選択した人たちも、

実は多くいらっしゃったってことなのよ。

(規範依存性を早くに抜けちゃった人たちね)


また昭和ビジネス男衆タイプの人格の問題を、

お金は稼ぐけど変じゃない!?と思って、

甘え損ねタイプを選ばなくなった女性も多いのよ。


子が独立する年齢になって、

遅れをとっていた人格統合の問題に、

向き合う時が来たご夫婦なだけなんです(>_<)





ここからはおまけのおまけ。


今日取り上げた昭和ビジネス男衆の結果ね。

甘えたい子どものような人格が、

本当に子どものような行動をさせてる人がいますよね(>_<)


妻以外の女性へと向かって色情沙汰。


これには男性心理に携わる男性陣も、

男性の本能のせいじゃないときっぱり言いますね。


・浮気を隠すには公用外交人格をもっていれば容易いこと

・かりそめの自立人格は、もともと注目を浴びるための人格

・ムードをつくる人は、ムードをつくれば容易く落ちる人格

・勝つことに陶酔する人格

・自分以外には薄情である人格

・自分の居場所を常に気にしている人格


人格の未統合や不安定を持っている人のほうが、

本能に上乗せして、求愛行動をしやすい状態なのね。


ストレスが高くなると、甘えたくなって色情が高くなる構造。

征服欲の回復 ⇔ 自信(アイデンティティー)の回復 ⇔ 求愛行動(融合感陶酔)


そんな青春期心性の引きずりと甘え損ねと境界例を、

夫でよく学んでください。


今後は違った目線で夫と自分を視てみるといいですよ。


結構ね、、、夫の人格に盲目な人が多いのよ。

心象世界が『力の関係』に留まってる女子が結婚すると、

浮気しやすい人格と一緒になっているのよ。

(部分的思考の持ち主女子だったりする)


不貞にどう対処するのかについても、

女性の置かれている諸事情や人格によって、

とる行動が全然違ってくるのもの。


男女の浮気や不倫については、

夫婦の性生活の関係も、

女性の性の開花度も、

深層で関わっていますのでね。


選択に迷ったときは、

『この夫と夫の不貞行動から、

何を学んでいきたいと思っているのか』で自問自答してみて。

メタ心理に立って考えるといい案が出てくることが多いです(^^ゞ


問題の長引きを作っている信実(ビリーフ)例は、

夫が○○になってくれたら、妻の私は幸せになるのに。

って文章記述をずっと使っている人。

境界線を引けてないことが文章にもう出てます。

依存性が強いと現実対応が遅れます。

メンタルへルスをしたほうがいいです。

サロンでお待ちしております。








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