2019年3月24日日曜日

愛着の問題に起因した青春期心性の引きずり(愛想を尽かされる)




身体症状は恋愛の場でも起こります。

ここで3/15のブログをもう一回ご紹介します。

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恋愛嗜癖セクションより一言。


青春期心性で「恋愛」によく持ち込むもの。

家庭の不満から心理の未熟さゆえに「デートDV」を無自覚にやってしまう。

自分のして欲しいことを押し付けがち。

恋は自分のして欲しいことを優先する。

気に入らなくて発奮したときや別離の際の言葉が、

自身の幼さから放たれる罵詈雑言だと、

気づいているでしょうか。

これは男女問いません。


10代20代の人たちの恋組とは違って、

アイデンティティーの獲得に起因し、

この青春期心性を大人になるまで引きずっている人は、

モラハラ、デートDV行為は定着化してます。


あなたがやっていることは恋ではありませんか!?

「愛」は相手のために考える。

「恋」とはベクトルが逆です。

モラハラなら「変」なだけ。


恋から愛へと変われるか。

そこが小人と大人の分かれ目。


心が大人の人は、

子どものような恋を望む人を前にして、

恋に戻る気などない。

恋には飽きたから愛にする。

変ならなおさら興ざめ以外ない。


激情の真っ只中にいる恋組には、

これは理解が難しいものでしょう。


潮時の知らせ。

愛想を尽かすがもっぱら。

青春期をとうに過ぎたにもかかわらず、

恋にずっと固執する者に時間などかかないもの。

そのことに触れずに愛組は去っていきます。

だって大人の年齢なら自分で気づくが実力ですもの。


実年齢が上がっているほど、

恋組と愛組にハッキリ分かれていることを、

知っておいたほうがいい。


なぜか離れられていく。

上手くいかないことばかりが起こるなら、

それは因果応報です。


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このブログを読んでくださった方が、

境界性人格障害の恋愛観と関係がありますよねと、

気付かれてご連絡をくださったんです。

その通りです。

青春期心性がさらに悪化、定着して境界性人格障害に至るからです。


大事なのは、なぜこのような事態になるのか、

仕組みを理解することです。

常に心掛けてほしいのは、

なおそうとするのではなく、わかろうとすること」です。

治そうとすると恐らく慌てて、自分自身を裁きたくなるはずです。

それよりもゆっくり咀嚼して、落とし込んでいくことですよ(^^ゞ


思春期や青年期の恋愛における性アイデンティティーの獲得は、

相手があることですし、

性生活も関係しますので、

かなりハードルが高いと言えます。


理想と現実がズレて獲得に失敗をすると、

その痛手が、

その後の恋愛や結婚関係で悪影響を及ぼします。


こちらのアイデンティティー問題は、

20代で落ち着いてくると言うことはないですね。

むしろ暴走します。


恋愛嗜癖になっていると、

境界性の問題と愛着の問題が隠れています。

根深いです。


この問題は、

やられて、初めてよくその仕組みが理解できるってぐらい、

やっている側は全く罪の意識なくやってるのね。


「恋組VS愛組」のやり取りと題して説明します。

なぜ結婚をしてまでも愛想を尽かされるのでしょうか。


心象世界を見分けるキーワードは、

・愛着形成の失敗による愛情不足

・征服欲

・真の愛情の有無

の3つ。


シンプルに言って、

あなたの心にあなたの存在を受け止めて、

見守ってくれる力が、

着いているか否かで分けます。


着いていると愛着の安定型。

基本的信頼感も育ち自己を肯定しやすい。

サロン流で言うところの、

親が居なくなっても「真の愛情」がある状態。

精神的自立もしやすく、情緒安定で安らぎを知っています。

こちらは愛組と命名します。


着いていないと愛着形成の問題あり。不安定型。

基本的不信感になりやすく自己否定をしやすい。

サロン流で言うところの、

親も当てにならない、「真の愛情」もない状態。

情緒不安定。同情を欲しがる傾向が強いです。

誰かと一緒になることを渇望しています。

こちらは恋組と命名します。


恋は精神疾患と言うぐらい。

何かを求めて渇望します。

欲しいのはただ一つ愛情です。


恋組は愛組を探します。

恋組は愛組から愛を与えてもらおうと必死です。

愛着の問題を抱えていたら、

その渇望感は生まれてからずっとです。


愛組を見つけたら興奮します。

それゆえ癒着行動が始まります。

愛組を持てるのか持てないのか。

激情の中で身を焦がします。


捕まえれば征服欲が満たされます。


愛組はそんな恋組と出会って、

ときめきますが、

愛組の一番の望みは安らぎを求めてるのが主。

興奮ぎみの恋には興味は薄れていき、

冷静沈着になっていきます。


愛組の行動は恋組にとっては、

何か物足りなさに映るのです。

同情をすることはない。

いつも意見がどこか違っています。

そんな不満や同じでない不安から、

征服欲が刺激されて激化します。


相手の要望に応えようと愛組は行動します。

恋組はそれで満足すると思いきや、

不満げな状態を見せつけてきます。


恋組は「あなた自身と私(僕)とどっちが大事なの!?」と、

愛組の行動に不満がつのり、

束縛がひどくなったり過干渉します。

試し行為を持ち出して、

欠かさず愛情を引きだそうとします。


もっと○○でしょ。

もっと○○して。

征服欲が満たされない恋組は納得しません。

すぐ不機嫌になります。


恋組は自分を支える真の愛情が、

自身の中に無かったために、

現実の自分が何をしているかも受け止められず、

否認や転嫁、すり替えをして、

愛組からもらう事しか考えられなかったのです。


愛組は努力をしてきたにもかかわらず、

相手の人格に疑問を持ち始めます。

疲労困憊。

愛について考えようともしない恋組に、

遂には愛想を尽かしていきます。


愛組は恋にもう飽き飽きしている。

気持ちの整理をつけて別れを選択します。


結婚をしても渇望を始終持ち出して、

興奮と快感を求められては困ることを、

愛組は良く知っています。

同情で結婚生活が続くなんて考えただけで牢獄です。

安らげないなら無理だと思ってしまうのです。


恋組が恋の激情から目を覚まし、

愛組がまだ目の前にいる間に、

自分で自分を受け止めご機嫌をとる力を、

自己開発していくことがとても大事なんです。


愛想を尽かされる前に、

事態をよく掘り下げてください。


相手の存在を見本にして、

真の愛情を自分の心に着けていくことが課題です。


恋愛嗜癖のお勉強に真っ向から立ち向かってきた人たちが、

共通して放つ言葉があります。

「穴があったら入りたい、、、」と、

客観視力がつくと自然と言い出します。


一番克服しなければいけなかったことは、

自分自身の中の征服欲だったんだと納得して、

愛組に変容しています。


ひとりまたひとりと、

可愛らしい素敵な女性がサロンを巣立っていきます。


あなたも学べば願いに一歩近づきます。

ほろ苦い経験だって、

これからのあなたと、

これから出会う誰かのための財産になります。



MYヨガメソッド。

経験が、人を幸せにしているのではない。

経験をどのように意味づけしているかで、幸せが決まる。









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