※お読みいただいている皆様へ※
現代社会で代表的なケースを公開していこうと思います。
なぜ多くの人が該当してしまうのでしょうか。
それは人間の習性でもあるからです。
『どのような条件下にいると、人は発症しやすいのか』
『育成とはどういうことなのか!?』
その目線でお読みいただきたいと思っています。
≪エリート意識の恋愛観や結婚観で挫折したケース≫
順風満帆と誰もが安心していたはずの人が、
結婚を機に身体症状を出してくるケースがあります。
晩婚化と言われる中、
早くに結婚にありつけるのも優位性の現われなのね。
できちゃった婚の人は、
マタニティーブルーも一緒に発病することがあります。
放っておくと自殺などの希死念慮へと急加速することがありますよ。
結婚生活が始まると、
徐々に家事に面倒くささを感じていきます。
親になんでも世話を焼いてもらっていた人が、
今度は自発的に自分で熟していかなければいけません。
女性の場合でよくありがちなのが、
何でもこよなく熟す専業主婦の母親の姿を思い浮かべて、
同様にやらなければいけない強迫観念に襲われています。
理想の親像(イマーゴ)に苦しめられてます。
何でも熟していたいアイデンティティーがあって、
両親や義父母や夫の評価を人一倍気にしています。
出来ぐわいの悪さにご本人も不満が募っていきます。
それだけではありません。
ハイスペックの家庭環境によくあるのが、
両親の過干渉育児スタイルの傷跡。
結婚生活にまで厄介なことに、
思考癖が始終突っ込んできます。
男性側でありがちなのは、
妻が甲斐甲斐しく自分の世話を焼いてくれる理想。
親のようなに干渉はせず自由にしてくれて、
存分に甘えさせてもらえるはずの理想。
そんな妻でなければ、
選んだ自分は失敗作だとなるため、
プライドが許しません。
ここで出てくるのが二面性や三面性人格。
釣った魚には何もあげないよ。こっちのいう事聞いてねスタイル。
結婚を機に人格の変貌がすさまじく起きます。
自己愛性過多同士の場合は、
小言が絶えずにケンカになります。
相手に転嫁する躁的防衛の手段をとります。
しかし、
一方が依存性過多の場合は、
ひとり悶々と抱えていき身体症状の発現に至りやすいのです。
一方が黙って溜めていき、
一方が夜遊びだろうが趣味娯楽だろうが、
浮気だろうがやっていきます。
言葉では訴えられず、
病気という形で家事の拒否、
夫婦関係の拒否を意思表示していきます。
無気力やぼんやり、何も面白くないと心気症状が現れてきます。
食事作りも面倒になります。
そのうちに食欲異常が現れてきます。
隠れてアルコールや喫煙を欲するようになったり、
外食やコンビニでいつも済ますようになったり、
食事の時間に帰ってこなくなったりと、
ずっと無口になったり。
不可解な行動が始まります。
知らない間に買い物依存症になってたりすることも。
気分がハイになったりロウになったりと、
精神症状がみられパートナーが異変に気づきます。
身体症状に至った心理ストレスを掘り下げます。
育ての親によって長年植え付けられている、
同一カプセル化があります。
男性も女性も、
相手との間に適切な距離をつくることができてません。
本来の愛情関係は、
好きな人だからこそ適切な距離感を持ち、
相手の尊厳を守るのに。
同一化が癖であると、
夫との間に境界線が引けず、
夫に合わせておかねばならないと強迫してます。
「意見が合うことこそ愛情」ってやつですね(信実=誤)。
それはまるで頭の後ろに監視官が居るような感じです。
自分の意見を伝えたくても伝えられない。
○○って思っているかもしれないと先入観が暴走します。
その先まで想像して一種の妄想に憑りつかれていきます。
結婚に対する理想の崩壊。
良い妻・良い嫁アイデンティティーの崩壊。
夫の人格が嘘つきに映る。
結婚ってこんなに辛いものなの💢。
救いの手を差し伸べて欲しいと、
実家依存症が若い二人を襲っていきます。
気持ちのベクトルが、
夫婦に向かず、
実家の両親に向かっていきます。
実家の価値観に過剰に傾倒し、
相手を責め始めます。
場合によっては両親VS義父母になることも、、、、
他にはエリート意識があるがゆえに、
両親にも咎められる可能性が高いと想っている場合があります。
誰にも相談できず八方ふさがり。
存在価値を崩される恐怖に耐えられず、
離婚をするくらいなら自殺を選ぶことがあります。
意を決してカウンセリングを利用し、
問題を受け止めることができた人は、
自殺を免れてます。
過干渉育児スタイルの場合は、
その影響でお互いに愛情不足を味わっていた者同士です。
過保護育児スタイルの場合は、
散々自由に手間暇をかけてもらったために、
自己肥大がある者同士です。
極端化の期待から脱出できずにいたため、
男女ともに、
万能感が広がって修正が効かなかったのが原因。
心理的、精神的にはとても幼い状態です。
不仲の原因に向き合うことで、
挫折からの復活はもちろん可能です。
相手を変えることより、
自分の人格が成熟することを念頭に置いてください。
受け止める力がないと、
それぞれ人格の問題に進行していってますね。
問題は外が常。
対人依存によって不倫や浮気の繰り返し、
結婚離婚の繰り返し、
恋愛依存症、
回避依存症、
共依存症、
アルコール依存、
ギャンブル依存、
セックス依存など、
人格の荒廃に伴って現れる症状の典型です。
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