2019年9月9日月曜日

泥沼協議の当事者は我が強くプライドが高い

対人依存と恋愛依存症にみる非自律性。

恥。

疑惑。

意地。

そして仕返し行為。


掘り下げると、

不良連鎖アイデンティティー問題が隠れています。



中年の危機。

これを持ちだしたのには、ちょっとした理由があります。

その昔「勝ち組」「DINKS」が流行り始めた1980年代。

心理学研究家の中では未来を予測していました。

中年期のアイデンティティー停滞が起こるのではないかと、

読んでいたんです。

当時10代・20代なら現在40代以降です。


現在「8050問題」と題されて取り上げられていますが、

心理研究者の予測通りになってしまったのです。


自己愛性の問題が長引いてます。

その事情は中高年の恋愛事情にも影響していて、

ものすごく複雑化しています。


離婚のハードルが低くなったことも手伝って、

パートナー交換!?が激しさを増している事実があります。



ざっとですが経過をみましょう。

・理想にこだわり続ける。

・自分の思いを通そうとしている

・相手が○○だから、仕方なくやっている

・相手が○○でなければ、本来ならやらない(不本意だ)



相手に何か期待をしているが、

それが満たされない悲しみや怒りが伴っている。

自尊心が満たされない。



すぐ納得いくような答えが欲しい(甘えの構造)。

我慢したくない。

この人は自分を幸せにしてくれる人ではないのでは?(疑惑)。

理想を叶えたいから、意地を作って通そうとする。

自己愛過多を自制できない。



無理ならパートナー交換



今回は離婚協議でご説明をしていますが、

一対一の対峙全般と考えていただいてよいかと思います。

心理学的アプローチで言ってしまうと、

誇大自己で威嚇する強面の人も、

自己憐憫や被害者意識で弱者になる人も、

実はどちらも、

我が強く対面を気にしてプライドが非常に高く、

かつ甘えを克服してきてない人です。


この状態を続けた場合、

孤立や絶望の可能性が多く残ります。




ですので、

非自律性に気がついたら、

意地を解いて考えを刷新することをおすすめします。


本当の自己実現の人は、

等身大の自己を洞察する力をしっかり持ってます。

他の人とも調和を図れます。

誰の犠牲になることも、

また誰を犠牲にすることもない、

強い人格の持ち主と言えます。










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