ラスト。
恥と疑惑と甘えの構造と仕返しは、
人から人へと伝染します。
以前「人間ドミノ倒し」って言葉で表現しました。
つまり祖父母ー親間と同じように、
親ー子ども間で伝搬する。
育児を通して「命令と罪悪で人を管理・監視するのを愛情」と、
勘違いしていきます。
三世代一緒に振り替えると、
理解しやすいのではないかと思いますよ。
予め定められた思いに応えることが愛情だと、
なんにも疑わない人はもちろんですが、
親の要望に対して、
理不尽だと思っても応えてき人は反動で、
今度は絶対他人に応えて欲しいと、
入れ替えていく精神構造を持ちやすいと知ってください。
（人に甘えさせない厳格冷酷人格になる）
介護事業に従事している人たちからのアドバイスも頂いて、
ブログを作成しましたよ。
昭和。終戦。団塊。高度経済成長期。バブル。
体裁重視の時代。弱みは見せない。
そこにあるのは意地と見栄の深い関係。
立て社会を強く身に着けて、
これまた崩しにくい価値伝搬が行われてます。
舅姑が意地と見栄、
ならびに親子は主従関係の見本みたいなものでして。
団塊世代の親も、
時代慣習や教育にのまれた人たち。
有無言わさない教育っていうのかしら。
従うのが当たり前的。
長男長女はそれをダイレクトに受けやすい。
予定されたもの以外は人生を選べないほどです。
上手に子育てが出来ないのは、
愛情を教わっていなかったからなのよね。
立て社会を教えた人も、
甘え損ねのメカニズムの見本みたいな人。
世間体のために意地をかけて従わせる。
いやでも厳しく子どもを叱って従わせる。
子は親の分身であるとまでなってます。
まさかそれが親の人格未統合問題で、
しかも甘える場所の確保だとは誰も気づいていない。
ただ親がそうしてきたから、
自分が親になったらそうするのがあたり前の行為になってました。
家庭内で起こっていた意地と仕返しの行為は、
親の甘えさせない厳格冷酷人格の丸映しだったりします。
今、家系伝搬にメスを入れられる子孫が、
あちこちに現れ始めてます。
引きこもり8050問題とはちょっと違った形の問題ですね。
（7040も十分該当しますよ）
基本の心得を覚えておきましょう。
①肥大化しては怒って、
子を萎縮させて従わせる親たちに、
意地で立ち向かわない。
仕返しに仕返しでは応戦しない。
相手の上に立つのではなく、
「○○になったら余計に大変でしょ」と、
マネージャー的。
未熟なままの親のアイデンティティーを理解し、
諭して向き合うことでしょう。
親が意地っ張りの自己愛性過多になっているときは、
特に良策です。
②自己憐憫になって被害者的になり、
子に罪悪感を与えて従わせる親たちには、
補償行為で応戦しない。
依存的・支配的の行為としっかり見極めて、
強迫性に入り込まないように気を付けてください。
情に絆されずに互いを一人の人間として尊重し、
出来ることはしっかりやっていただくほうが、
身体機能も精神構造も維持が可能になります。
まるで「北風と太陽」のお話そのもの。
太陽みたいな子世代組。
精神面で子のほうが、
親より先に成熟して取り掛かってます。
手間暇かかり苦悩も多いけど、
この人たちのお陰で家系伝搬の清算が、
可能になりつつあります( ｀ー´)ノ
介護期のごたごたを少なくするためにも、
ひとりひとり人格育成に責任を持ち、
アイデンティティーを成熟させて介護期に入るようにしたいものです。
今の時代の課題でしょうね。
上手な年の取り方を心理学からも学び取って、
シェアして欲しいと思います。
長かったですね～
基本的不信感から非自律性について取り上げました。
一応一区切り。
個人セッションじゃないと取り上げられないような内容も、
非自律性の場合はありますので、
ブログ内容に該当しなかった人は直接サロンにご予約ください(*'ω'*)
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