2019年9月7日土曜日

仕返しはプライドの高さに比例する

体裁を重んじる行為。

それは自我を守っている行為です。


プライドでガードする人は、

常に周りと見えない取引をしています。


ちゃんとしてるでしょ。

大丈夫でしょ。

いい評価をしてねってね。


人前での自分と、

そうでないときの自分の差。

裏表がある。

ご本人が一番知ってます。




だから困った問題が起こるのです。


相手に自分を投影して、

あなたも実はそうなんでしょと、

不信・疑惑がよく起こってしまう。


するとね、

特別な関係が必要になってしまうのです。


すべて丸ごと受け容れて、

何をしても怒らない、

何でも許してくれる特別な関係が欲しくなるのね。




さてどうやって特別な関係を築くと思いますか!?


最初の試し行為。

繋がりたい行為で様子見。

①可愛がられる行為をする

②相手が喜ぶようなことをする


相手が気を許したように感じたら、

次は何もやらない時間をつくるのね。

相手が自分に合わせて、

好意をお返ししてくれる人かどうか試します。


次のお試し行為。

わざと意地の悪い状態を作ります。

気乗りしない時間を作って相手の様子を見ます。


怒らない人を探すのね。


そう、プライドの高い人ほど傷つきたくない。

自分はすぐムカッ💢と怒る人なのに。


慎重で計画的にお試し行為をした上で、

関係を結ぼうとします。





ただしこれ、

プライドでガードする人だけが、

取引成立していたと思って安心していきます。


プライドでガードしている人は、

自分がガードしていることを、意外と見つからないと思ってます。


しかし本人が考える以上に周りは察知しています。

それだけではなく、

相手は特別な関係などとは思ってないのです。


特別な関係は砂上の楼閣で、

労ってくれない、

お試し中の努力をわからない、

冷たい人だと思えてくる。

掻き乱された感情が暴発して、

相手をガンガンついてボロボロにしていきます。

異常なまでに毒を相手に吐く行為に出ます。


仕返しの量や質はプライドに比例しています。

自我の殻に閉じこもるほど、

他者との関係が悪化していくのだと知ってください。



メンタルヘルスで、

ガードを上げることよりも、下げることを学ぶとラクになります。







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