これは共依存者が加害者になりやすいことと深く関係しています。
なぜ他者と認知のズレが起こるのか?考えていきましょう。
人間は現実に打ちのめされて恐怖に晒された場合、
委縮した自己を救うのに、
嘘でも『心に通用するもの』を選びたくなるものです。
その一つが妄想です。現実逃避に使います。
実際抑うつ気分に晒されているときに、
イマジネーションは救いになり、
神経学的研究でも結果が出ています。
ただし妄想が重要視されることで、
今度は現実を疎ましいものだと認知することが起こります。
とても扱いが難しいものなんですね。
共依存者は、
他者に怒られないようにするためや、
不安にならないようにするために、
事前に緻密な計画を立てて、
実行するようなところだあります。
これを妄想計画と言います。
見捨てられまいとして、
相手をコントロールするために良く使われます。
(二次的症状の逆支配)
例えば、
親に怒られそうだ。
嫌われたかもしれない。
気まずい状態かもしれない。
仲が悪くなりそうだ。
パートナーが浮気心を持っているかもしれない。
騙されているかもしれない。
などが起こったとします。
被害者意識を膨らませた後、
そうならないためのストーリーを妄想で創り上げて、
解決策を練ります。
『きっと私(僕)が○○すれば、
相手は△△に収束するはずだ』と、
信じて実行に及びます。
妄想計画の最後は、
『完璧な場の支配』で完結していて、
分離不安を無くしている特徴があります。
つまり身近に依存対象がいれば、
日々空想が中心になっていて、
しかもそれが判断基準になっています。
相手の行動の先を読む、
先入観で当たりをつける、
妄想計画で緻密に安全策を図り、
実行に及ぶという手順ですね。
長期に渡ってこれでは、
生身の人間を相手にしては、
やりづらくなるはずです。
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非合理な信念をデトックスしていこう!
取り払ったら心は軽くなる。
やめるだけで自分らしさに近づきます。
罰するより律するを選ぼう☆
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