わたしもプライベートでは孫を持つおばあちゃんです。
そういうわけで、
子育て相談でのラポール関係に一役買ってくれてます。
昭和の古い慣習を今に持ち込まないように、
自省と向上を目指して関わっているひとりです。
子育てを夫婦が協力し合って楽しむこと、
人間の個性をのびのびと伸ばすことって、
簡単に出来ることではありません。
ましてや、
愛情不足を味わって来た人が子育てをするのは、
非常に高度な挑戦をしているわけです。
心の関わり合いがこれからの支えになります。
一方で、
同世代のひとやそれ以上の年齢のかたとサロンでお会いすると、
ひょっこり出てくる『ある話題』があります。
ちょうど中高年の年齢域は、
パーソナリティ形成において『世代交代』の課題がありまして、
それが話題に上がります。
発端は、
大人になるほど『人との関わりはラクになり、嫌な思いはしないはず』と、
想像してきた人が多いのですが、
現実はそうなっていないというのです。
今は、歳をとるほど承認の争いが起こりやすくなってます。
これは、一つの時代の産物ではないかと思います。
団塊世代・団塊ジュニア世代が抱える課題ではないでしょうかね。
歳をとるほど『自己愛性』が強くなって、
意見が合わないと、
年齢の高いほうが意見を通そうとなりやすくなってます。
ではなぜ、自己愛性が強くなってしまうのでしょうか?
ひとつは、
詰め込まれる・追い込まれる(すべき)心理から生まれた心の傷が、
自己を優先しようとする内向的自己愛を育てているように思います。
同調作用の反動による遅れた反抗期、
愛情不足による保護と甘えの要求がなかなか片づけられないでいること。
もうひとつは、
物質至上主義の後遺症ではないかと思います。
頑張れば手に入るはず。(意地)の癖。
なにかを得ることで、自分には価値があると思ってしまう心理があるため。
人も物と同様に、
自分のためにどれだけ力を傾注してくれたかで、
喜びを感じるような習慣になってしまっているのではないかと思います。
どちらも無意識的にやっているものなので、
意識化してあげるとコントロールしやすくなります。
本来の望みは、人と仲良く関わっていくことではないでしょうか!?
なら『方法』を変えればよいのです。
自分が中心にいなくて出来ることはたくさんあると考えたり、
応えて援助する側になろうと考えたり、
人にはそれぞれのやり方があるものだと考えたり、
今あるものでも十分だと考えるのは、
『自分の心』のほうをコントロールしています。
とても高度な精神的学習です。
承認を求めた争いからそっと遠ざかって、
自己の余生を大切にする歓びも幸せのかたちの一つです。
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