2022年5月22日日曜日

日本人に多い強迫性パーソナリティに待ち受けるもの

 

監理・監視で生き続けると一体どうなるのでしょうか?

子どもを見ていてもわかりません。

心理発達は、長く生きた大人をみるほうが捉えやすいと知ってますか?



管理と援助は紙一重。

管理と監視の目に晒された側は、

心に否定的な感情が徐々に溜まっていき、

ものごとに対して積極的に取り組む気力が、

少しずつ歪んでいきます。


どうなるかというと、

強迫的にやらせる必要がでてきます。


奥ゆかしさ・人に迷惑をかけてはいけない。

恥の文化とまで名づけられた中で育った日本人に最も多いパーソナリティは、

何ごとも几帳面に強く迫っていきやすい’強迫性パーソナリティ傾向’といわれています。


『形』『型』『条件』『枠』から外れることに罪意識を感じやすい心の性向です。


少しでも外れると情緒が動きやすいため、

神経質になりがちで、

完全・完璧主義を求める特徴があります。


頑張って努力に努力を重ねた先に『出来た』という場所に到達したとします。

するとどうなるかというと、

心理上、

自分は外れてない、遅れをとってない、

欠点一つないと自負する『内向的自己愛』を抱えていきます。


強迫性の先に待ち受けているものは、

なんと『自己愛性』の問題です。


5/16にお話しした世代交代が難しくなるのは、

強迫性が関与しています。

相手が完全・完璧でないことが非常に気になり、

相手を信用して任せることができない状態になりますね。

強迫性が定着していると、

自分自身の不完全さや老化にも、

人一倍強く絶望感を感じるようになります。


非常に大きな心理的ストレスを抱えていて、

病因を探して、

あちこち訪ね回るドクタージプシーが始まったりします。


『老化によるもの』という診断が許せません。


苦痛の原因が、灯台下暗しとは思いもよらないことだろうと思います。 

でも人生100年という時代。

人格が心理的ストレスを誘発しているのを、

多くのひとに知っていただきたいと思います。


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