次は、同情を一身に集める会話。
どれほどに自分ひとりがひどい状況であるかと言葉を並べます。
否定的な感情を大目に流出させたパワーゲームです。
わざと家族の中で披露したり、
人が集まる会議、会食、雑談などで言葉を並べ、
ひとりを攻撃するために行われます。
対象者を窮地に立たせ、
周りからは同情を集め、
自分の思うままの状況に持っていこうとする『逆支配』のパワーゲームです。
このパワーゲームを知っておくと、
その場にいる人が、
気づく人とまったく気づけずにハマっていく人とが、
非常によくわかるようになります。
窮地に立たされた人は罪悪感を持たされていきますね。
これに気がついてください。
否定的感情で返してはいけません。
こういう人と出会った場合は、
そのひとだけでなく、
そのひと以外の人からの状況を把握しないといけません。
独り善がりな誤解がある場合が多いものです。
誤解なら、そこから新しい関係がつくれます。
なかにはパワーゲームそのものが人格になっている人だと、
先回りして根回しをしていることもあります。
とても残念なことですが、
そのひとで承認を得ようとしたり、自己証明するのは控えましょう。
そのひとに関係なく自己肯定感の維持、
肯定的な行動を続けるほうが財産になります。
その力があれば、
あなたの取りたい行動や、
行きたい場所に連れていってくれます。
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