2022年5月23日月曜日

≪知恵≫ 自分を愛すると 自分よがりは違います

 

自己愛ということばを聞いて、

あなたはどんな解釈をしますか?


大事なことといっておきながら、

どうして『自己愛性』が心理問題として取り上げられるのでしょうか?


それは、誤解が生じやすいからです。


自分を大切にしている、

愛していると思っていながら、

じつは、

『自分よがり』になっているためです。


自分よがりとは『独り善がり』と書き換えられます。


強迫性の先に自己愛性の問題が連なってしまうのは、

負の感情に端を発し、

独断と偏見に至っている状況になるからです。


・こうなってないとイヤ

・きちんとしてないと落ち着かない

・今までやっていたものがやれなくなるのは絶対許せない

・不具合、痛み、不調ひとつない身体の状態にしておきたい

など、

自分で出来なくなったら、周りを巻き込んででもやり遂げたいという発想は、

独断専行でしょう。


内向的自己愛をたくさん抱えていても、たいへん辛いものです。


心から納得して緩和しようとしない限り苦痛が持続します。


強迫観念の存在に気づかれて、

まぁいっか。

これでもいい。のことばは助けになります。


ふわっとした感覚が生まれたら、

一瞬縛りがほどかれた状態です。

味わって、どうぞ繰り返してください。


明日は、リアルなお話をご紹介します。



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