次は、経済的格差による押さえつけです。
ご主人は経済力に恵まれた男性で、
妻は専業主婦をしてきました。
妻は、生活費だけを与えられるだけ。
それと一斉の家事育児を任されます。
家計簿をつけてお金の使途をはっきりさせておくも、
足らないと申し出れば、
すぐさま批判的な態度で妻は夫から数日責められます。
では夫はというと、
自分の稼いだお金だから、どう使おうが勝手だという具合です。
妻や子のためのお金は出し渋りますが、
自分の趣味や交友、所有物には一切出し惜しみしません。
ご自分の価値観に従うなら存在を認めるが、
そうでないなら何もかも認めない。援助はしないという具合です。
親族や社交の場で、夫の立場を傷つける行動は微塵も許しません。
孫、ひ孫を持ってもそれは変わりありません。
世帯主や家系の体裁を守るため、
家庭の事情を公にしないように妻や子どもは気遣っています。
こうした状況は、
『プライドの保持』や『特権意識』を徹底するためにパワーゲームが使われます。
ご本人も、親に同様の目に遭ってきています。
お金の問題はとても難しいですよね。
家庭に入ってから、この事態に気づくパターンが非常に多いです。
このケースの場合は、
人格の問題について家族が受け入れて、
相手のために自分の人生を捧げ、マネージャー的に徹するか、
もしくは、
自立を目指して離別を乗り越えていくかが多いです。
マネージャー的になって一生を添い遂げようとする場合、
ここからは自己に責任を置く立場になります。
相手の人格傾向とパワーゲームの存在をよく理解し、
自分の心の動きをコントロールする力をつけましょう。
自分のなかの肯定的感情をうまく引き出して、
それを支えに相手と関わるようにします。
これね、非常に高度な母性性(菩薩心)に成長します。
パワーゲームに振り回される感が減っていき、
関わり方がラクになるのを目指しました。
上下感はあるものの、
不愉快な気分が軽減されて、
分かち合う幸せや共有感が増えることで、
家庭の中が以前よりも明るくなったとご報告を受けています。
上手く立ち回ってきて、
子世代が、
心理的自立&経済的自立という健全な道を選べるように援助した方もいます。
大人になって母親を見習い、
祖父のパワーゲームに遭っても、
巻き込まれる頻度は低くなってます。
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