言いたいことが言えない、心にはあるけど口に出せないと、
苦しんでいる人がたいへん多い世の中です。
どうしてそうなってしまうのでしょうか?
上下関係がはっきりしていて、
それが当たり前と思っている家庭が少なくなかったからです。
家父兄長制度ということばがあるくらいです。
これはもう古い慣習です。
とくに子どものころ、
期待を背負わされて応えてきた人は、
制約の苦しみの反動で、
パワーを使えばいいのだと心が覚えてしまっています。
これは、
切羽詰まった状態に置かれた人ほど傷つきやすく、
パワーを持つ必要があるのだと価値観を持ちやすいということ。
(パワーゲームに陥らないようにするには、
表面よりも内側を見渡す眼を持ってください。
きっと役に立ちます)
心の傷が癒える機会を失ったまま、
家庭を持ったらどうなるでしょうか!?
パワーで押せる場所を心から欲しがりながら、
家庭が営まれることになります。
パワーを使って従わせるのに最も相応しいのは誰か!?
それはパートナーです。
アダルトチルドレンの代表的な機能不全家族のケースのなかに、
期待や家柄を引き継がされた『長男』家庭がよく入っています。
パワーゲームを説明するなら、
昭和価値観に染まったご夫婦ケースを取り上げるのが一番掴みやすいと思います。
嫁と舅姑、専業主婦はパワーゲームに巻き込まれた代表例です。
世間体には、
とても良い家柄に嫁がれて良かったねと賞賛されても、
嫁ぎ先では嫁の一人の人間としての尊厳はありません。
白無垢は、お宅の色になんでも染まります宣言の意味にすり替えられていて、
昔は、その事態を不思議に思う人がいない時代でした。
現代は変わりました。
パワーを使えば何とかなると思うのは間違いですね。
モラハラ、パワハラ、DVはもはや罪です。
それでもまだ家族という隠れた場所で存在します。
パワーゲームは傷ついた心の裏返しと知っておきましょう。
それを知っておくことで心理負担を少なく出来ます。
それからビクッとしてしまうほど、
パワーゲームに引きずり込まれやすいのも知っておいてください。
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