心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
自己誇大する必要がなぜあるのだろうか?と理解することが、
助けになるだろうと思います。
実例を挙げて考えてみましょう。
①人前では中心的・社交的に振舞っている
→ 仲間がいないように思われては沽券に関わる
②自分の容姿や所有物にやたらと拘っている
→ 特別な印象や差をはっきりと周りに知らしめておく必要がある
③自慢話や活躍話を繰り返している
→ どれくらい自分がすごいか知って欲しい
④自分と同じ価値観の者に対して身内のような対応をする
→ 同調であれば安心である
⑤異論を解いたり質問をすると人を見下したような物言いをする
→ 無能だと表現することで抵抗できないようにする
⑥陰で悪口を行ったり、無能と罵る
→ 自分のテリトリーから(心身含む)すべて排除しないと安心できない
⑦自分より上位の者には途端に良識な振る舞いになる
→ 自分の安全を常に確保するよう心がけている
もっと深めみるとこの心理には、
劣位への異常な恐怖が動機になって起こっているのが共通してます。
心はいつも孤独なんですね。
被害にあわないためには加害者側に立つしかない。
食うか食われるか。
動物本能を備えているわたしたち人間は、
この心理を壊滅させることは難しいのかもしれません。
本人だけが身に沁みてわかっている恐怖。
けして他者にはわからない。代わってももらえない。
自分の気持ちからは、自分だけは逃げられませんから。
人には見えない事情を心に抱えて誇大自己を必要としてます。
ということで、
対応する側はこのことを理解して相手の前に立つ必要があります。
人生にはいろいろな出会いがあります。
選べているようで選べてないのが実情です。
だからこそ、
出会ったその人が一体どのような人なのか?
簡単にわかった気にはなってはいけないと思います。
同じであるなんて考えてはいけない。
違いがあって当たり前というスタンスで、
違いを理解することは自分を成長させ、
関係を緩やかに穏やかにしていくだろうと思います。
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