心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
昨日の続きです。
Aの教えは、
つねに社会生活で活躍するほうが中心で、
暮らし・家庭の作業はそれに比べると位置づけが下。
面倒なものにしか感じません。
ひどいときには、全部(家庭、家族のことね)を捨てたくなる心理に直結します。
Bの教えは、
家庭生活の充実がベースに置かれている生活です。
温かく、心が和むその家庭生活を維持していきたいと願うから社会生活に参加し、
真摯に誠実に自分の能力を使って財と等価交換し、
暮らしを維持していこうとするエネルギーの使い方です。
社会生活でエネルギーを使い果たし続けるような生活にはなりません。
承認欲求に本人が振り回されるような心理作用に嫌悪を感じます。
この心理作用を研究しまとめたものがマズローの欲求段階説。
ピラミッド型を活用して表現したものがネットでもご紹介されてます。
探して一読するといいかもです。
本来、
ピラミッドのベースには『①生理的欲求の満足(衣食住)』が置かれ、
その上に『②安全欲求の満足』『③所属の欲求の満足』『④承認欲求の満足』と重なりますです。
上に行くほど小さくなる。これが道理。
Bの教えはこれに当てはまります。心身ともに健やか、衛生的になりやすいもの。
ではAは?
はい、ピラミッドの逆です。点で支えるグラグラタイプ。
他者の言葉や態度に逐一反応し、一喜一憂する状態です。
それ以外に安全の確保は得られないと結び付けているのです。
これで持続した幸福感はたいへん難しいでしょう。
自分が正しいと選んで持ち込んでいると気づいてますか?
自分があくまでも正しいと活用し、自動思考にまでしただけです。
また、
ピラミッドの最高峰には『⑤自己実現の欲求』が置かれてます。
Bの教えであれば、他者の承認欲求が心理のすべてを決めるわけなどないと、
とっくに知っているのですから、
行きつくステージは、自分の個性を自分で評価し、発揮するのはたやすいことです。
しかしAでは、それは風をつかむようなものです。
理想では○○になっているはずだ、そうなりたいと強く願っても、
空想や夢想、幻想と化してます。(←誇大自己)
その思いが強く多ければ多いほど、
現実との齟齬やギャップ、乖離に苦しむ毎日(暮らし)になってます。(←自己卑小)
ものすごく不健康なエネルギーの使い方にハマっているって知ってください。
日常から逃げ出したい、
すべてを放り出したい、
そんな気持ちになっていたら、
人に認めてもらえれば幸福になれると暗示をかけていたかも?と仮説を立てましょう。
仮説って、受け取りにくいときほど役に立ちますよ。
で、良かったらお試しでご紹介したトレーニングをしてみてください。
本当の意味で、
心から幸せになる権利が誰にもあります。
承認欲求が中心の生活で苦しんでいると自覚があるなら、
Aを教える人とは物理的距離、心理的距離を置くなどの配慮が必要です。
人は人、自分は自分という考え方が助けになると思います。
サロンでこの問題を抱えている人に出会ったときは、
本当に大切なのはどちらか自問自答してもらってます。
今まで気づかなかった逆ピラミッドの存在に気づくと、
家庭のなか、家庭の作業(衣食住)を楽しむ気持ちに返り咲いて、
力を注ぐ場所を改めてる方が多いです。
家庭と社会生活のバランスは自分でとること。
鉄則ではないでしょうかね。
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