心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
では、自己誇大するタイプを終えたので
今度は自己卑小しやすいタイプのお話ですと行きたいところです。
が、ちょっとその前に、
この時期やたらと集まる心理問題があります。
（星詠みと不思議な符号をしているような感じ）
生活のベース音に、
自覚なく『承認欲求』が鳴り響いている人生についてお話ししたいと思います。
誇大自己も自己卑小も、
そもそもその心理作用は、
他者に自分の存在を希望通りに受け止めてもらえたら解消される働きです。
いつでもどこでも『他者』が中心です。
他者がかならず関わり、
その人を『いいよ』と言われない限り幸せは訪れません。
さて、この心理作用が本当に幸せにするのでしょうか？
持続する幸せに結び付きますか？
いったいどうしてこのような心理作用を中心に響かせるようになったのか？
今日は考えてみましょう。
迷路の出口は以外にも身近にあります。
まずは最初の学習です。
以下のことを習ってきましたか？
安心できる暮らしとは何か？
Ａ，他者によくできたねと認めてもらったら、わたしたちは幸せを手に入れられるよ。
だから頑張るんだよ。頑張って認めてもらうとお金がもらえて、
たくさん色々なものが手に入って幸せな生活が送れるんだよ。
これに近い言葉をたくさん聞かされてきましたか？
この言葉の背景には「承認欲求さえ満たせれば、幸福は得られる」という考えがあります。
この物差しの対極には何があるのか？
「承認されてない今は消して幸福ではない（不幸だ）」があります。
その結果、不幸を脱出するために承認される必要があるという要求に結びつきます。
認められない限り不幸は脱出できないという暗示が、
生活のベース音に常にある状態。
地に足がついた感覚が薄いのに気づいてますか？
あなたは、あなたの深層心理に気づいて生活してますか？
さて、同じく暮らしを送っていても、
以下のような言葉を聞かされてきている人たちがいます。
安心できる暮らしとは何か？
Ｂ，（生家・住空間を見渡して）ここにあるもので十分幸せはつくれるんだよ。
あれだって、これだって大事に使うと楽しくなるんだよ。○○ちゃんも大事。みんな大事。
いいところいっぱいあるでしょう。生活って工夫次第で楽しんだよ。
だから大事にしないとね。
これに近い言葉を聞きながら、
家は安全な場という感覚や、家庭の作業の楽しさを学んできましたか？
この差は大きいですよ。
なぜなら、
Ａは、教育そのものが競争的。優劣・上下・勝敗の存在に芋づる式に結びつきやすい教え。
暮らしそのものの楽しさは二の次の印象で、
衣食住の楽しさや、そこで得る安心感を体験する内容は薄いのです。
一方、
Ｂは、身の回りのもの、その人そのものを大切に扱うことを教えてます。
欲しがる前に在るものに気づき、大事に扱うことを念頭において暮らしが営まれてます。
外より内の視点。また、暮らしに欠かせない衣食住を味わい楽しむことが先決で、
家庭のなかで安全感が確保できているかどうかが優先になってます。
本当に必要だった学習はどちらだと思いますか？
続きは明日ね。
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