2018年6月2日土曜日

嫌なことほど暴露療法が効く理由

インナーチャイルドの暴走の存在に気づいて、

その後はどうするのか。

人の脳構造にはいろいろな素敵な機能があります。


まず記憶の強弱は、

感情が強く残っているものほど忘れられません。

例えばショックが大きいとき人は失神します。

これは対処できないものは忘我するシステム。

記憶が頓挫しますでしょ。


感情の度合いによって記憶のあり方が違うのです。

でね、忘れようと強く望めば望むほど、

脳は気になる仕組みがあるの。

子どもは解りやすいですwww

戸棚の中にお菓子があることを察知して、

そわそわしているところに、

「開けちゃだめよ。」というと益々気になるwww

これとよく似てます。


ダメと言われると余計に気になる。

忘れろと強要するほどに忘れられない。

心理学的に言っても、

名前の付けられない感情(怒り・悲哀)のほうが抑圧すると、

後で爆発する可能性が高いのよ。


おススメはむしろ暴露すること。

なんでも思い出すぐらいな方がイイ。

その中に閉じ込められていた問題の核心に繋げます。

これは良くサロンでやってます。


顕現しているモノ。

自覚しているキーワードをちょっと紙にメモする。

そこから掘り下げていきます。

次に自分の思いや考えを一番上のほうに書く。

対処できない不快ごとを箇条書きにする。

そこから野次るしを使って下に向かって書い記して掘り下げます。


外部の状況を踏まえて、ホントはどんなことに困っているか。

顕在意識から潜在意識へ。

すると問題の核心に迫っていけるんです。

一人一人個性があって、選んでいる防御策が違うんです(そこが鍵)。

人って恐ろしいほど癖で動いているんです。


この作業で記憶は変わらないけれども、

問題の核心に迫ると、

起きた出来事への意味づけが変わります。

認知の取り方が変わって楽になれるのです!(^^)!


例えば失恋。

アディクションのセッションのときに立ちはだかるのが後追いです。

自分を憐れんで、

問題の核心に迫りたがらない傾向があります。

ところが一度やり始めると、

失恋した状況は変わりませんが、

以下のように変わっていきます。


どうしてあんなひどいことを彼(彼女)はするんだろう(他者への目線)

あんなひどいことをする人は何かがあるんだ

心の問題を分析し理解する

なぜ自分はそのような人と交際をする羽目になったのか(相手から自分へ集中)

相手の何が好意的に思えて近づいていったんだろう(行動分析)

自分の中の問題の核心がわかる(動機の発見)

起きてくれなければ見つけられなかった(因果律の成立)

新しい恋のために、人として成長し新しい気持ちで交際をしていける(自律心)

こんな感じです。


相手を通して、

自分の考え方や捉え方の癖を見つけ出し、

問題の核心を改善する計画を立てます。

そしてひと月ごとにチェックします。

新しい思考回路の種まきとして、サロンでは使ってます。

やれているところ。手応えがあったところ。

工夫をしてみたくなったところ。

自分を観察する力を「1か月ミッション」を作って身につけます。

月1回を目安に利用を数年続けて、少しずつ上書きして強化していきます。

(電話カウンセリングも同じ手段を使ってます)

(個人によっては週一回、隔週などご自身で選んでいただいてます)


嫌なことが起きてくれたことで、

自分自身のアイデンティティを刷新出来るんですね。

暴露しちゃうのってまさにチャンスなんです!(^^)!


可視化するほどわかりやすい。

一方隠せば隠すほど、

欺けば欺くほど、

闇に隠れ苦悩が続き心配が増えていくのです。

興味があったらやってみてください。

解らなかったらサロンでお待ちしております。

人とお話をしながらだと感情も一緒に流出して共感し合えますでしょ。

これも大事な上書きです。

一人ぽっちじゃない感覚が、

心の寂しさを温かく包んで上書きしてくれます。


目には見えないけど、

サロンを通して知識や情報を分かち合ったグループが存在してます。

ブログの活用も、

束縛のない自由な出入りを尊重したグループワークです。

SNSのイイところだと思います(*'ω'*)♡

お互いを応援し合えたら素敵ですね。








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