2018年6月30日土曜日

尽くし屋さんは愛の勘違いをしている(溺愛編)

世話焼きさんって、響きイイですよね。

でもちょっと興味のある研究結果を見つけましたわ。


人が人との絆を深めていく際に、

脳内でオキシトシンホルモンが分泌されて、

愛着が形成されます。


そのオキシトシンが過剰分泌していると、

世話焼きさんタイプになっていくと。

まぁ、ここまでは理解しやすいです。

しかし、

度を超すと脳では、

人の世話を焼くことが快感になっている状態へと、

すり替え行為が起こると言うのです。


相手のための必要な行為は無視して、

人に世話を焼いている自分の行為が快感でたまらない。

この状態になってしまっているタイプは、

世話を焼いている自分を周りに理解してもらわないと、

不機嫌になる人です。


承認の欲求が勝ってしまっている状態なんですね。

愛より欲。


・世話を焼いている自分の姿に惚れ込んで快感

・他者に評価して貰って嬉しい快感

・他者に必要とされている快感


共依存症。

ドーパミン快楽物質のほうが放出しているってわけ。

あらら、恐ろしや~脳内麻薬。

報酬系のほうが優勢になって頭を使っているとは、

思いもよらないことだと思います。


『溺愛』ね。

ホントはこれまずいです(*_*)


ここで今日は、漢字から知る言葉の深い意味。

お勉強しましょう。(久々、個人的には好きなのよね)


字だけ見てると「愛」だと思えるでしょ。

違うんですよ。

これ皮肉。

溺れるって字は、

さんずいに弱いと書きます。

①おぼれる ②心を奪われる ③沈む ④浸かる ⑤小便、小便する

と言う意味です。

弱いを良く観ると、

会意兼形声文字で表現していて「たわんだ弓」を同時に表してます。

使い物にならない弓。


さんずいは「流れる水」、エレメンツでは「感情」を指します。

両方を足すと以下のようになります。


・感情に呑みこまれ振り回された愛

・使い物にならない愛

・小便臭い愛


・・・・・・・・・。

共通するのは愛とは違う未熟な状態だってことなのよ。

漢字って凄い表現能力だわね。


こうやってお勉強すると、

愛には道徳が含まれているのが感じられます。



『ひとりごとシリーズ』

愛は自分も他人も育てる。

溺愛は自分も他人もダメにする。



※エレメンツの補足

火・・・直観

風・・・思考

水・・・感情

土・・・感覚






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