2018年6月29日金曜日

搾取による報酬が愛だと思う勘違い

今日はちょっと辛口かなぁ。

嫌な人はスルーしてください。


6月の花嫁の言葉がふと頭に浮かんで(もう月末だけどwww)、

愛することに興味がある人は学んで欲しいと願って、

今日のブログを書いてみました。

「頼ること」と「愛すること」は、似て非なるモノですから♡


頼ると何かがいただけます。

報酬です。


人間の頭の中には報酬系回路があります。

そこでは刺激を、

まだかまだかと待ってます。

刺激が入るとキャッチして、

興奮物質のドーパミンが放出され「やったーー。もっともっと。」と、

声を上げるようになります。


刺激を求めて五感が外部を追いかけます。

あれでもない、これでもない。

誰かが何かをくれるのを待ち望む状態になってます。

(これを仏教では渇愛と言います)

脳って凄いシステムを見えない所で作っていますよ。


それで間違えちゃうんですね。

私に(何かを)くれることが愛の形だと。

相手から何かを頂くことが愛。

搾取によって脳に刺激が入り、

それそれ待ってたわ、もうこの興奮と快感はたまらないとなる"(-""-)"

報酬で得る興奮が愛だと勘違い。

脳ですり替え行為が起こっているのね(-_-;)


だから恋愛関係で大きな問題に気づかないのよ。

よくある恋愛中の代表例。

「こういう人じゃないと嫌なの」(←○○してくれるなら合格にする)

「こういう服装とか着る人信じられない」(←○○なら合格なのに)

「おしゃれなお店に連れて行ってくれない」(←○○なら合格なのに)

「プレゼントをくれない」(←プレゼントくれるなら合格にする)

「デートはこういう場所じゃなきゃ嫌」(←○○なら合格にする)

出てくるわ出てくるわ。

自分の条件通りに相手が動いてくれなければ、

夢が壊れるって心理。

おまけに、だめ(最悪な奴)って心理があるの解りますか?

こだわりがある。


顕現している言語の中にある、本当の動機(カッコ内)を、

貴方は見抜けますか?


もう一つチェックしてみて。

搾取による報酬に目が行っていて、

頼ることを正当化し、相手を非難するだけになっていませんか?

二言目には、

「普通さぁ、(愛し合う形って)○○でしょっ」て言葉が呪文のように出てくる。


うわぁ~自分かもって思った人は、

自己都合を最優先にした「隠れ高慢」を疑ったほうが自分のためになります。

愛について筋を通しているように一見は映ります。

でも支配欲、優越欲によってマウンティングしている可能性大いにあります。

ネガティブな自分を正視できるようになるといいですね。

弱さゆえに人や物事を支配しようと苦しむ姿に気がつけると、

各段精神年齢が向上しますよ。

モラハラで訴えられる前にやめましょう!


上記は、

条件を満たす合格男性(女性)を所有している自分は素晴らしいって、

潜在意識で望んでいるだけなんです。


同棲や結婚生活の代表例では、

多弁タイプは小言が多くなる多くなる。

「全然わかってくれないッ」ってよく口に出してます。


あのね今日は辛口で正直に言うけどね、

見落としているのよ。

①自分の気分を心地よくするために、

相手を利用しないと安定しない「感情障害」を持っていることをわかってない。

②動機になっている潜在意識の「親子疑似願望」もわかってない。

③人を頼って快感・興奮を得ようとしていることもわかってない。

どれを正当化して欺いても、

残念だけど精神性の幼稚な段階が露わになっているだけ。


頼ることはどれだけ他者に負担を掛けることなのか、

先によく経験して精査していないから、

恋愛関係の延長で共同生活を始めても、

間違った行動をしがちになるのよね。

自分の感情優先で、

愛することよりも頼ることを膨大にやってしまっていた結果、

愛想を尽かされ三下り半を突き付けられています。


もうちょっと現実的に必要なスキルを持ちませんか。

愛することを学びたいと思ったら、

学習の原理を知ってください。


『白を知りたければ、黒を良く知っておけばいい』

白 = 愛すること

黒 = 頼ること

頼るとは一体どこまでなら許されるのか。

自分自身を愛し見守り育てる経験を通して、

精査しておくと、同時に愛し方が掴めてくるのよ。


感情をコントロールする経験を通して丸っと包み込む受容力を持ち、

それを見守りながら知的活動においても自立する訓練をしていないと、

愛する感覚は着いていきません。


この愛する感覚が身に着いていないと、

必ずと言っていいほど結果(報酬)重視で行動してます。

貴方だけは世界中で一番わかってと、

相手の尊厳を奪ってまで、自分の感情優先で纏わりついちゃっていましたよ。


10代や20代のうちは、まだそれでも若気の至りで許されるかもしれない。

でも晩婚が進んでいる現代、

中年以降の恋愛や婚活では、

観察眼がしっかり作られている人たちも結構いるから、

正体はなんだ黒い奴かと、

相手にすぐ気づかれて破局を迎えているケースは後を絶えません。

離婚歴が2回以上ある男女は、

高確率で感情障害を持っていました。


典型的な例はラブアディクションね。

お互いに自立の感覚が着いていないから、

お互いの本当の姿を見抜けない。

頼りにならない人を頼って困っていました。


愛のお勉強の原理はとても大事なんです(*'ω'*)

幸せな恋愛や結婚をしたいなら、

搾取による報酬が快感で、

それが愛されているってことだと思う勘違いは、

やめた方がイイです。


もしドラッガー化していたら、

アルコール依存症からの回復プロセスとほぼ同様になりますので、

7,8年の自立訓練が必要です。

感情障害も訓練次第ですよ~

今までの状態に別れを告げ、

覚悟して新たな自分を歩み始めようとするといいと思います。


どうせなら、

たっぷりおいしいあんこを丹精込めて作っておいて、

毎日まず自分がそれを嗜み、満足を得たほうが有意義です。

人は愛をもって育てれば、自らの才覚を伸ばせる機能がちゃんと着いてますよ。

そして大切な人たちに育て上げた『甘美』を配ってあげられるほうが、

至福の状態ってもんですよ。






湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki☆メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応☆
ラブアディクション専用電話心理カウンセリングSTART(非会員様受付可)
自然療法の宝物☆アーユルヴェティックライフ♡ブログも不定期更新中